HOME 国内

2023.02.05

驚異的ハイペースで進んだ太田智樹が日本歴代3位の1時間0分08秒 「1時間切りを狙っていたので悔しい」/丸亀ハーフ
驚異的ハイペースで進んだ太田智樹が日本歴代3位の1時間0分08秒 「1時間切りを狙っていたので悔しい」/丸亀ハーフ

23年丸亀ハーフで4位に入った太田智樹

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月5日/香川・丸亀)

第75回香川丸亀国際ハーフマラソンが2月5日、県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われた。

広告の下にコンテンツが続きます

日本人トップの4位に入り、日本歴代3位となる1時間0分08秒をマークしたのが太田智樹(トヨタ自動車)。レース後は、「1時間切りを狙っていたので悔しい」と唇を噛んだ。

ケニア勢などが先頭集団を形成し、5kmを14分08秒で通過。太田も「5kmまでは先頭で引っ張る意欲的なレースができた」と余裕を持ってレースを進める。5kmから10kmはさらにペースが上がり、10kmが28分04秒というハイペースとなり、トップグループは太田を含めて6人に。

14km手前でケニア勢が抜け出し、以降は篠原倖太朗(駒大)、吉田礼志(中央学大)との競り合いとなり、一時は学生の2人が太田を引っ張る場面もあった。それでも、20km手前で太田が意地を見せて学生勢を引き離した。

1月のニューイヤー駅伝では3区に出場し、大迫傑(Nike/GMOインターネットグループ)を抑えて区間賞を獲得するなど快走が続く。「コンディションが良かったので、これで切れなかったということは自分の力不足。次の機会があれば、(日本記録に)挑戦したい」と前を向いた。

広告の下にコンテンツが続きます

次は ハーフマラソン日本歴代10傑

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月5日/香川・丸亀) 第75回香川丸亀国際ハーフマラソンが2月5日、県立丸亀競技場南側をスタートし、坂出市を折り返して丸亀競技場にフィニッシュする公認コースで行われた。 日本人トップの4位に入り、日本歴代3位となる1時間0分08秒をマークしたのが太田智樹(トヨタ自動車)。レース後は、「1時間切りを狙っていたので悔しい」と唇を噛んだ。 ケニア勢などが先頭集団を形成し、5kmを14分08秒で通過。太田も「5kmまでは先頭で引っ張る意欲的なレースができた」と余裕を持ってレースを進める。5kmから10kmはさらにペースが上がり、10kmが28分04秒というハイペースとなり、トップグループは太田を含めて6人に。 14km手前でケニア勢が抜け出し、以降は篠原倖太朗(駒大)、吉田礼志(中央学大)との競り合いとなり、一時は学生の2人が太田を引っ張る場面もあった。それでも、20km手前で太田が意地を見せて学生勢を引き離した。 1月のニューイヤー駅伝では3区に出場し、大迫傑(Nike/GMOインターネットグループ)を抑えて区間賞を獲得するなど快走が続く。「コンディションが良かったので、これで切れなかったということは自分の力不足。次の機会があれば、(日本記録に)挑戦したい」と前を向いた。 次は ハーフマラソン日本歴代10傑

男子ハーフマラソン日本歴代10傑

1.00.00 小椋 裕介(ヤクルト)   2020. 2. 2 1.00.06 藤本  拓(トヨタ自動車) 2020. 2. 2 1.00.08 太田 智樹(トヨタ自動車) 2023. 2. 5★ 1.00.11 篠原倖太朗(駒大)     2023. 2. 5★ 1.00.17 設楽 悠太(Honda)     2017. 9.16 1.00.19 市田  孝(旭化成)    2021. 2.14 1.00.25 佐藤 敦之(中国電力)   2007.10.14 1.00.30 高橋 健一(富士通)    2000. 1.10 1.00.31 吉田 礼志(中央学大)   2023. 2. 5★ 1.00.32 菊地 賢人(コニカミノルタ)2015. 2.15

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

NEWS SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行われた。 […]

NEWS 名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

2025.12.30

名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]

NEWS 2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top