2023.02.02
愛知製鋼は1月31日付で小室翼が引退することをホームページで発表した。今後は社業に専念するという。
小室は東京都出身。中学時代から全国大会に出場し、宮城・仙台育英高時代にはインターハイ1500mや全国高校駅伝で活躍した。東洋大進学後は3000m障害に挑戦し、16年にアジアジュニア選手権で4位に入賞したほか、日本選手権でも16年から18年まで3年連続入賞を果たしている。愛知製鋼入社後は全日本実業団選手権にも出場したものの、近年は故障で試合を欠場することも多くなっていた。小室は「ケガで思うような結果を残せませんでしたが、いつも応援して頂き、心より感謝しております」とホームページでコメントを発表した。
また、駅伝などで活躍した松井智靖(中国電力)も自身のSNSで引退を表明。広島・世羅高校時代には10年の全国高校駅伝で1区を務め、チームの準優勝に貢献した。明大では3度箱根駅伝を走り、4年次には4区区間3位と好走している。1月29日の大阪ハーフマラソンが引退レースとなった松井は「練習も消化できないことが増え、心身共に非常に苦しかったです。しかし、そのなかでも最後まで逃げることなく立ち向かうことができたという点は、自分自身誇りに思います」と綴っている。
このほか、10年全国高校駅伝男子2区区間賞の実績を持つ山本雄大(マツダ)が現役引退。積水化学からは昨年の都道府県対抗女子駅伝で5区区間賞を獲得した道清愛紗、東洋大時代に関東インカレ5000m4位入賞の和田美々里の引退も発表された。
次は 松井智靖の引退メッセージ
松井智靖の引退メッセージ
【ご報告】 既に一部の方にはお伝えしておりますが、この度、29日の大阪ハーフをもって、競技を引退する運びとなりました。 思い描いていた競技人生には及びませんでしたが、小学生の頃から数えて大方20年、昔憧れた中国電力陸上部で8年ほど競技を続けることができ嬉しく思います。 pic.twitter.com/y2nWLqZaOa
— 松井 智靖 (@tomoyasumatsui) January 31, 2023
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025