HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.01.03

青学大が王者の意地!9区・岸本大紀が区間歴代2位の快走で5人を抜いて3位へ浮上「精一杯力を出せた」/箱根駅伝
青学大が王者の意地!9区・岸本大紀が区間歴代2位の快走で5人を抜いて3位へ浮上「精一杯力を出せた」/箱根駅伝

9区区間賞を獲得した青学大の岸本(2023年箱根駅伝)

■箱根駅伝2023 9区区間上位成績
岸本大紀(青学大4) 1時間7分27秒
緒方貴典(創価大4) 1時間8分22秒
山野 力(駒大4)  1時間8分26秒
梅崎 蓮(東洋大4) 1時間8分36秒
中園慎太朗(法大4) 1時間8分45秒

◇第99回箱根駅伝・復路(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km) これが王者の意地なのか。青学大が3位で鶴見中継所へ戻ってきた。近藤幸太郎(4年)と並ぶダブルエースの一人・岸本大紀(4年)が区間賞の快走。前回、同期・中村唯翔が昨年作った区間記録には12秒届かなかったものの、史上2人目の1時間7分台となる1時間7分27秒で5人抜きを見せた。 走ることができなかった中村から「区間記録を出さないとダメだぞ」という激励とサポートと受けた岸本。8.5kmで3位集団に追いついて一気にかわしていく。「田中(悠登)がいい位置で持ってきてくれたので、全員抜かしてやると思って走った」。風を切って外からまくる。その背中を誰も捕らえることはできなかった。 中村の記録にあと12秒届かずも「精一杯、自分の力を出せました。区間賞を取れて仕事は果たせました」と最後の箱根を終えて充実の表情を浮かべる。 波瀾万丈の4年間だった。1年時に2区で快走を見せるも、その後は長くケガに苦しんで戦線離脱。2年時には箱根を走ることさえできず。それでも復活を遂げると、前回は7区区間賞と復活。今季もトラックで活躍を見せた一方で、秋は故障も。「この半年は迷惑をかけました」。それでも、近藤が「みんな岸本を目指して成長した」と話していたように、「最強世代」と謳われる4年生の中心に、いつも岸本の存在があった。 卒業後はGMOインターネットグループで競技を続ける。箱根に確かに刻んだ最強世代・最強のランナーの足跡。その秘める可能性は無限大だ。 次ページ 箱根駅伝2023 9区区間上位成績
■箱根駅伝2023 9区区間上位成績 岸本大紀(青学大4) 1時間7分27秒 緒方貴典(創価大4) 1時間8分22秒 山野 力(駒大4)  1時間8分26秒 梅崎 蓮(東洋大4) 1時間8分36秒 中園慎太朗(法大4) 1時間8分45秒

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.06.12

100m・山縣亮太は準決勝敗退 「根本的に見直していきたい」 今季最速の小池祐貴も届かず/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、100m準決勝で山縣亮太(セイコー)が10秒25(+0.2)の3組6着、小池祐貴( […]

NEWS 走幅跳・橋岡優輝が2年ぶり日本一 アジア大会内定も「反省点が多い」/日本選手権

2026.06.12

走幅跳・橋岡優輝が2年ぶり日本一 アジア大会内定も「反省点が多い」/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子走幅跳は橋岡優輝(富士通)が7m89(+0.4)を跳んで2年ぶり7度目の優勝を果たし […]

NEWS 5000m・山本有真がラスト40mで劇的逆転! 地元・愛知で初V「自分でも信じられない」/日本選手権

2026.06.12

5000m・山本有真がラスト40mで劇的逆転! 地元・愛知で初V「自分でも信じられない」/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、女子5000mは山本有真(積水化学)が14分59秒89でアジア大会派遣設定記録(1 […]

NEWS 100m連覇狙う桐生祥秀が準決勝1着通過「明日は優勝しか考えていない」/日本選手権

2026.06.12

100m連覇狙う桐生祥秀が準決勝1着通過「明日は優勝しか考えていない」/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100mの準決勝3組では桐生祥秀(日本生命)が10秒13(+0.2)をマークして組み […]

NEWS やり投・北口榛花「噛み合えばもっと飛ぶ」2年ぶり笑顔のVでアジア大会内定/日本選手権

2026.06.12

やり投・北口榛花「噛み合えばもっと飛ぶ」2年ぶり笑顔のVでアジア大会内定/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子やり投は北口榛花(JAL)が62m86のシーズンベストを投げて2年ぶり5度目の優勝を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年7月号 (6月12日発売)

2026年7月号 (6月12日発売)

特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!

page top