HOME 国内

2022.12.08

23年日程案発表ゴールデンGP5/21、MGCは10月開催 世界陸上&アジア大会の報奨金は前回同額
23年日程案発表ゴールデンGP5/21、MGCは10月開催 世界陸上&アジア大会の報奨金は前回同額

2023年のゴールデングランプリは5月21日に開催される(写真は22年)

日本陸連は12月8日に理事会を開き、終了後に風間明専務理事と山崎一彦強化委員長が取材に対応した。

2023年主要競技会も新たに決まった日程について発表。ゴールデングランプリは5月21日に開催されることが決まった。なお、開催地については「調整中」としている。

また、パリ五輪選考会となるマラソングランドチャピオンシップ(MGC)については10月15日に東京で開かれ、コースは未定だが東京レガシーハーフマラソンと併催するかたちとなる。10000mの日本選手権は「記録やポイントを得られるように」(風間専務理事)12月10日に実施される。

広告の下にコンテンツが続きます

本来は今年開催予定だったが延期となった杭州アジア大会の選考要項も更新。個人種目の選考基準の優先順位は、ブダペスト世界選手権のワイルドカード(前回王者)を持つ選手(※競歩の山西利和/愛知製鋼のみ)に続き、オレゴン世界選手権で8位入賞を果たした日本人上位選手、そして日本選手権3位以内でブダペスト世界選手権の参加標準記録突破者と続く。

日本選手権の成績を最優先としなかった理由について山崎委員長は「アジア大会はパリ五輪を見据え重要競技大会」と位置づけた上で、「パリ五輪でのメダルや入賞を期待できる選手」を選考するためとしている。

なお、10000mの選考会については4~5月の日本グランプリシリーズになる見込みだが、対象大会は調整中。各種目とも1種目最大2名が代表選出される。アジア大会代表は日本選手権終了後の6月中旬に発表される予定。

また、ブダペスト世界選手権および杭州アジア大会の報奨金もそれぞれ発表。世界選手権は優勝が300万円、2位が200万円、3位が100万円。アジア大会は優勝が100万円となっており、いずれも前回大会と同額に設定されている。

なお、春から始まる日本グランプリシリーズの日程も発表。実施種目はこれから各主催団体と協議していくとしている。

国内主要競技会日程は次のページへ

日本陸連は12月8日に理事会を開き、終了後に風間明専務理事と山崎一彦強化委員長が取材に対応した。 2023年主要競技会も新たに決まった日程について発表。ゴールデングランプリは5月21日に開催されることが決まった。なお、開催地については「調整中」としている。 また、パリ五輪選考会となるマラソングランドチャピオンシップ(MGC)については10月15日に東京で開かれ、コースは未定だが東京レガシーハーフマラソンと併催するかたちとなる。10000mの日本選手権は「記録やポイントを得られるように」(風間専務理事)12月10日に実施される。 本来は今年開催予定だったが延期となった杭州アジア大会の選考要項も更新。個人種目の選考基準の優先順位は、ブダペスト世界選手権のワイルドカード(前回王者)を持つ選手(※競歩の山西利和/愛知製鋼のみ)に続き、オレゴン世界選手権で8位入賞を果たした日本人上位選手、そして日本選手権3位以内でブダペスト世界選手権の参加標準記録突破者と続く。 日本選手権の成績を最優先としなかった理由について山崎委員長は「アジア大会はパリ五輪を見据え重要競技大会」と位置づけた上で、「パリ五輪でのメダルや入賞を期待できる選手」を選考するためとしている。 なお、10000mの選考会については4~5月の日本グランプリシリーズになる見込みだが、対象大会は調整中。各種目とも1種目最大2名が代表選出される。アジア大会代表は日本選手権終了後の6月中旬に発表される予定。 また、ブダペスト世界選手権および杭州アジア大会の報奨金もそれぞれ発表。世界選手権は優勝が300万円、2位が200万円、3位が100万円。アジア大会は優勝が100万円となっており、いずれも前回大会と同額に設定されている。 なお、春から始まる日本グランプリシリーズの日程も発表。実施種目はこれから各主催団体と協議していくとしている。

国内主要競技会日程は次のページへ

■2023国内主要大会競技会日程 ●日本選手権 6月1日~4日 ヤンマースタジアム長居 6月10日~11日 混成競技/秋田県営 12月10日 10000m/調整中 ●主要大会 5月21日 ゴールデングランプリ/調整中 10月15日 パリ五輪MGC/東京 ●日本グランプリシリーズ 4月8日 金栗記念/熊本 4月16日 出雲陸上/島根 4月22日 TOKYO spring Challenge/東京 4月22日~23日 兵庫リレー/兵庫 4月29日 織田記念/広島 5月3日 静岡国際/静岡 5月4日 ゴールデンゲームズ/宮崎 5月5日 水戸招待/茨城 5月6日~7日 木南記念/大阪 6月25日 布勢スプリント/鳥取 7月1日  オールスターナイト(実学対抗)/神奈川 7月9日  南部記念/北海道 7月28日~29日 AthleteNightGames/福井 7月29日~30日 田島記念/山口 8月6日 富士北麓ワールドトライアル/山梨 9月30日~10月1日 Athletics Challenge Cup/新潟 10月20日~21日 TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT/東京 12月9日または10日 ディスタンスチャレンジ/調整中

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top