2022.11.13
第300回日体大長距離競技会の男子5000m27組で特大の高校記録が誕生した。長野・佐久長聖高3年の吉岡大翔が13分22秒99をマーク。昨年、佐藤圭汰(京都・洛南高、現・駒大)が出した13分31秒19の高校記録を約8秒も更新した。U20日本歴代でも佐藤(13分22秒91)に次いで歴代2位、高校生初の13分30秒切りとなる。
吉岡は長野県出身で川中島中から佐久長聖高へ。中学時代は全中3000m6位など活躍。高校では1年時に13分50秒27の高1歴代最高記録をマーク。昨年も高2歴代最高となる13分38秒96を出している。インターハイでは6位となり、日本人では佐藤圭汰に次ぐ2番手。全国高校駅伝では1区2位だった。
今年は6月のU20日本選手権を13分54秒98で制すと、U20世界選手権代表に選出。インターハイではなくU20世界選手権への出場を選択すると、5000mで7位入賞を果たした(※3000mは予選通過も決勝を体調不良で棄権)。10月の栃木国体少年Aも13分53秒85で優勝するなど、国内の同世代には無敵を誇る。これで高校学年別すべての最高記録保持者に。卒業後は順大への進学が決まったことを発表した。
■男子5000m高校歴代10傑
13.22.99 吉岡 大翔(佐久長聖3長野) 2022.11.13
13.31.19 佐藤 圭汰(洛南3京都) 2021.10. 3
13.34.74 石田 洸介(東農大二3群馬) 2020. 9.27
13.35.16 山口 智規(学法石川3福島) 2021.11.14
13.36.57 伊藤 大志(佐久長聖3長野) 2020.11.15
13.37.46 長嶋 幸宝(西脇工3兵庫) 2022. 5. 4
13.39.87 佐藤 秀和(仙台育英3宮城) 2004.10.27
13.44.91 土橋 啓太(大牟田3福岡) 2002.10.23
13.45.23 佐藤 悠基(佐久長聖3長野) 2004. 8. 5
13.45.28 鶴川 正也(九州学院3熊本) 2020.11.29
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会