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110mH高山峻野が13秒10!完全復活の日本歴代2位「この記録はたまたま」/実業団学生対抗

第62回実業団・学生対抗陸上が8月6日、神奈川・レモンガススタジアム平塚で行われた。

男子110mハードルで好記録が誕生。前日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)が13秒10(+0.6)をマークして優勝。日本歴代2位の快走だった。

強く、速い高山が戻ってきた。「13秒3台が出ればと思っていた」という高山は、スタートから「自分の飛び出したができた」と鋭い出足を見せると、「中盤で脚が回っていたのでベスト(13秒25)は出るかな」と加速していく。だが、マークした記録は想像のはるか上を行く13秒10。泉谷駿介(順大)の日本記録にあと0.04秒に迫り、今季の世界リストでも8位に入るものだった。

昨年は日本選手権前に患ったぎっくり背中の影響で、東京五輪も予選敗退。その後も度重なるケガに悩まされた。冬季は「パワーを戻す」ことに注力したが、今度はシーズンイン直前に食あたりなど不運も続く。日本選手権でも5位となり、オレゴン世界選手権の出場はならなかった。

それでも日本選手権後の布勢スプリントでは13秒3台を2度マークするなど復調。今回のこの記録で、未発表ながら来年のブダペスト世界選手権の参加標準記録をクリアすることが予想される。ただ、この記録にも「この記録はたまたま」と高山節で答え、「またしっかりトレーニングしたい」と笑顔。活況続くスプリントハードルに、頼もしい男が帰ってきた。

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