2022.08.07
世界最高峰のダイヤモンドリーグ・シレジア大会が6日にポーランドで行われ、女子やり投に北口榛花(JAL)が出場。65m10をマークして優勝し、6月のパリ大会に続いて2勝目を挙げた。
オレゴン世界選手権で日本女子初となる銅メダルを獲得した北口。1回目に60m13を投げると、2回目に61m37と記録を伸ばす。3回目ファウルのあと4回目に61m76。この記録で上位3人が最終6回目に進むことができる3番目だった。
そして迎えた最終投てきで、自身の持つ日本記録66m00に次ぐパフォーマンス日本歴代2位の65m10をマーク。世界記録保持者バルボラ・シュポータコヴァ(チェコ)らを抑え、見事にダイヤモンドリーグ2勝目を果たした。
なお、同大会100mにはサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)も出場。10秒15(-0.7)で7位だった。優勝はトレイヴォン・ブロメル(米国)で9秒95をマークしている。
北口は10日のモナコ大会にもエントリーしている。ダイヤモンドリーグは世界最高峰のリーグ戦。世界各地で行われる種目でポイントを稼ぎ、それまでの大会でのポイント獲得上位者がファイナルの出場資格を得る。全32種目が行われるファイナルは9月7日、8日の第14戦チューリッヒ(スイス)で、年間王者が決定する。
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