◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)1日目
オレゴン世界陸上初日のモーニングセッションに行われた女子20㎞競歩。藤井菜々子(エディオン)が出場し、1時間29分01秒の6位で2大会連続の入賞を果たした。
5㎞の通過が22分12秒で17位と先頭集団からやや遅れるも、「前が速くて、そこにつく力はまだない」と冷静に分析して第2集団でレースを進めた。
11㎞の通過で8位と入賞圏内へ浮上した藤井。16㎞で5位へ順位を上げるも、「最後は気が緩んでしまいました」と劉虹(中国)に先着され、6位でフィニッシュした。
「4分20秒ちょっとのペースで進められて、良いレースができたと思います」と振り返った藤井。2019年ドーハ大会は初出場で7位入賞で「ドーハとは展開も違いますが、7位以上に入れたことは価値があると思います」。さらに東京五輪では「無駄に脚を使ってしまっていた」というが、その経験を生かして「最後まで力を残せた」という。
「20㎞を楽に歩けたのはこれが初めて」と手応えもつかんだようで、「次は4分15秒から4分20秒のペースで歩いて、最初から上位争いをしたい。そのためにスピードをあげるのはもちろん、そこでフォームが崩れたら意味がないので技術をつけたいです」とすでに次のステップを見据えていた。
藤井は1999年生まれの23歳。福岡県北九州市立高出身で、3年時にインターハイ5000m競歩を制している。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.19
三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝
2025.10.19
「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!
-
2025.10.19
-
2025.10.19
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.13
-
2025.10.13
-
2025.10.18
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.19
三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝
◇第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日、福岡県宗像市・宗像ユリックスを発着 6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けた第11 […]
2025.10.19
「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!
日本テレビは来年、池井戸潤さん原作『俺たちの箱根駅伝』の連続ドラマ放送が決定したと発表した。 「半沢直樹」「下町ロケット」など人間ドラマを描く作家・池井戸さんによる『俺たちの箱根駅伝』は21年から23年まて『週刊文春』で […]
2025.10.19
バレガが貫禄のV 日本人トップは大迫傑の6位「暑い中でしっかり走れた」/レガシーハーフ
◇東京レガシーハーフマラソン2025(10月18日/国立競技場発着:21.0975km) 東京レガシーハーフマラソンの男子エリートの部が行われ、セレモン・バレガ(エチオピア)が1時間1分22秒(速報値)で優勝した。 日差 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望