HOME ニュース、国内

2022.07.02

2分台を出して決勝へ!400m個人3人代表そろえたマイルリレー「日本記録出る」/世界陸上
2分台を出して決勝へ!400m個人3人代表そろえたマイルリレー「日本記録出る」/世界陸上

オレゴン世界選手権の男子短距離合宿が7月1日に都内で公開され、すでに渡米しているサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)を除く、男子4×100mリレー、4×400mリレー、男女混合4×400mリレーの代表が練習に参加し、その後取材に答えた。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の東京五輪で3分00秒76の日本タイ記録をマークした4×400mリレー。それでも予選落ちに終わっており、オレゴン世界選手権では「2分台を出して決勝」(邑木隆二ヘッドコーチ)が目標となる。

今回、2001年エドモントン世界選手権以来、21年ぶりに400mの個人で3人フルエントリー。日本選手権優勝の佐藤風雅(那須環境技術センター)、川端魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)が出場する。リレーメンバーとしては、男女混合マイルも含めて中島佑気ジョセフ(東洋大)、岩崎立来(大体大)、河内光起(大阪ガス)が選出された。

19年ドーハに続いて2大会連続代表のウォルシュ。昨年はケガに泣いたが、「冬にアメリカでトレーニングしたことが今季につながっている」と、マイケル・ノーマン、ライ・ベンジャミンら世界トップ選手と練習をともにした。

東京五輪は個人で出場したもののリレーには出場できず。「今回は1走から3走になりそうなので、そこでいい流れをつなぎたい。みんな調子も良さそうなので日本記録は出ると思います」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます

東京五輪メンバーの川端は、マイルの作戦について「2分台を出さないと決勝に残れない。1走をトップでつなぐこと。2走も前半200mはトップでいって、前のほうでつなげれば後半耐えられる」と語る。その中で自身は「2走でいい場所(順位)を取る」と意気込み語った。

1走に日本選手権王者の佐藤が入り、川端、ウォルシュとつなぎ、最後はラストに強い中島が入るか。邑木ヘッドコーチは「これまではウォルシュ頼りだったが3走に回せるのが理想。前でレースをする」と話した。

かつて、2004年アテネ五輪では4位入賞を果たしているように、4×100mリレーよりも日本にとって得意種目でもあった。アテネ以来、18年ぶりの世界大会入賞へ。まずは2分台に向けて積極的なレースをしかけていく。

オレゴン世界選手権の男子短距離合宿が7月1日に都内で公開され、すでに渡米しているサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)を除く、男子4×100mリレー、4×400mリレー、男女混合4×400mリレーの代表が練習に参加し、その後取材に答えた。 昨年の東京五輪で3分00秒76の日本タイ記録をマークした4×400mリレー。それでも予選落ちに終わっており、オレゴン世界選手権では「2分台を出して決勝」(邑木隆二ヘッドコーチ)が目標となる。 今回、2001年エドモントン世界選手権以来、21年ぶりに400mの個人で3人フルエントリー。日本選手権優勝の佐藤風雅(那須環境技術センター)、川端魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)が出場する。リレーメンバーとしては、男女混合マイルも含めて中島佑気ジョセフ(東洋大)、岩崎立来(大体大)、河内光起(大阪ガス)が選出された。 19年ドーハに続いて2大会連続代表のウォルシュ。昨年はケガに泣いたが、「冬にアメリカでトレーニングしたことが今季につながっている」と、マイケル・ノーマン、ライ・ベンジャミンら世界トップ選手と練習をともにした。 東京五輪は個人で出場したもののリレーには出場できず。「今回は1走から3走になりそうなので、そこでいい流れをつなぎたい。みんな調子も良さそうなので日本記録は出ると思います」と話した。 東京五輪メンバーの川端は、マイルの作戦について「2分台を出さないと決勝に残れない。1走をトップでつなぐこと。2走も前半200mはトップでいって、前のほうでつなげれば後半耐えられる」と語る。その中で自身は「2走でいい場所(順位)を取る」と意気込み語った。 1走に日本選手権王者の佐藤が入り、川端、ウォルシュとつなぎ、最後はラストに強い中島が入るか。邑木ヘッドコーチは「これまではウォルシュ頼りだったが3走に回せるのが理想。前でレースをする」と話した。 かつて、2004年アテネ五輪では4位入賞を果たしているように、4×100mリレーよりも日本にとって得意種目でもあった。アテネ以来、18年ぶりの世界大会入賞へ。まずは2分台に向けて積極的なレースをしかけていく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.02

オマニャラが100mで快勝 男子5000mはサンベルクス所属のキプロティッチがV/ケニア選手権

6月26日、27日の両日、ケニア・ナイロビでケニア選手権が開催され、男子100mではF.オマニャラが10秒08(-0.5)で優勝を飾った。 23年世界選手権7位のオマニャラは、準決勝で10秒09(-1.7)をマーク。決勝 […]

NEWS アジア選手権女子800m4位・チャウダリーに暫定資格停止処分 アピオは18ヵ月の資格停止

2025.07.02

アジア選手権女子800m4位・チャウダリーに暫定資格停止処分 アピオは18ヵ月の資格停止

アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は6月中に、複数の選手に対して資格停止処分または暫定資格停止処分を科すことを発表した。 今年5月末のアジア選手権女子800mで4位に入ったT.チ […]

NEWS HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!

2025.07.02

HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!

HOKAは7月2日、ランナーが自己ベストを更新できるよう設計された最新レーシングシューズ「Rocket X 3」を7月2日よりHOKA公式オンラインストア、直営店、一部取り扱い店舗にて発売したことを発表した。価格は30, […]

NEWS 三井住友海上の清水萌、小林成美が退部 小林は5月に引退レース

2025.07.02

三井住友海上の清水萌、小林成美が退部 小林は5月に引退レース

7月1日、三井住友海上は、6月30日付で所属する清水萌と小林成美が退部したことを発表した。 清水は2001年生まれの23歳。宮城・西多賀中時代には全中1500mで7位に入るなど活躍し、都道府県対抗女子駅伝にも出場。仙台育 […]

NEWS ダイヤモンドリーグ・モナコに村竹ラシッドと三浦龍司がエントリー!

2025.07.02

ダイヤモンドリーグ・モナコに村竹ラシッドと三浦龍司がエントリー!

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第10戦・モナコ大会のエントリー選手が発表された。 男子110mハードルには村竹ラシッド(JAL)が登録。村竹は昨年のパリ五輪5位で、13秒04の日本記録保持者。今季DLでは […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top