
オレゴン世界選手権代表発表を受け、ミズノに所属する男子やり投のディーン元気と女子4×100mリレーの兒玉芽生がオンラインで会見を行い、それぞれ意気込みを語った。
世界選手権は初めて、シニアの世界大会も2012年のロンドン五輪以来10年ぶりとなるディーンは「代表に選ばれたうれしさとワクワクを感じています。世界選手権本番までの過程を楽しみたい」と話し、「10年間は長かったけど、世界に届きそうだった年もあり、毎年毎年悔しい思いをして、気づいたら10年が経っていたという感じです」と久々の日本代表に感慨深く喜びを表現した。
大学3年生でロンドン五輪に出場したが、その後は脇腹のケガなどに長く苦しんだ。それでも、近年はやり投で数々のスターを輩出したフィンランドに練習拠点を構えると、徐々に調子を取り戻し、20年には84m05を投げ、再び世界のトップを目指すレベルに近づいていた。
先月の日本選手権を10年ぶりに制した直後にフィンランドに戻り、18日に行われた世界陸連コンチネンタルツアーのクオルターネ・ゲームスでは世界の強豪を相手に82m03で5位入賞。気温13度という条件ながら、6投すべてで80mスローを見せ、自信を深めている。
今後は、フィンランド国内の競技会に出場したあと渡米する予定。「10年前よりもアベレージは上がっています。予選を少ない本数で通過して、疲労のマネージメントを意識しながら決勝に臨みたい。記録は意識せず、自分の技術に集中すれば、来年の世界選手権の参加標準記録や自己ベスト、日本記録もついてくる」と話した。
一方、昨年の東京五輪に続いて4×100mリレーでの出場となる兒玉は「(五輪では)私のところでバトンパスが詰まってしまって満足できない結果だったので、今回はしっかりと結果を残したい」とコメント。昨年に比べてリレー合宿の回数は減っているが、「バトンパスの精度を去年よりも高めたいです」と雪辱に燃えている。
女子4×100mリレーチームは来週の南部記念に出場を予定。「(走順は)何走でも走れるように準備をしています。世界選手権では予選ですべてが決まると思う。簡単なことではないですが、日本記録(43秒39)の更新と決勝進出を目指してがんばります」と力強く語った。
オレゴン世界選手権代表発表を受け、ミズノに所属する男子やり投のディーン元気と女子4×100mリレーの兒玉芽生がオンラインで会見を行い、それぞれ意気込みを語った。
世界選手権は初めて、シニアの世界大会も2012年のロンドン五輪以来10年ぶりとなるディーンは「代表に選ばれたうれしさとワクワクを感じています。世界選手権本番までの過程を楽しみたい」と話し、「10年間は長かったけど、世界に届きそうだった年もあり、毎年毎年悔しい思いをして、気づいたら10年が経っていたという感じです」と久々の日本代表に感慨深く喜びを表現した。
大学3年生でロンドン五輪に出場したが、その後は脇腹のケガなどに長く苦しんだ。それでも、近年はやり投で数々のスターを輩出したフィンランドに練習拠点を構えると、徐々に調子を取り戻し、20年には84m05を投げ、再び世界のトップを目指すレベルに近づいていた。
先月の日本選手権を10年ぶりに制した直後にフィンランドに戻り、18日に行われた世界陸連コンチネンタルツアーのクオルターネ・ゲームスでは世界の強豪を相手に82m03で5位入賞。気温13度という条件ながら、6投すべてで80mスローを見せ、自信を深めている。
今後は、フィンランド国内の競技会に出場したあと渡米する予定。「10年前よりもアベレージは上がっています。予選を少ない本数で通過して、疲労のマネージメントを意識しながら決勝に臨みたい。記録は意識せず、自分の技術に集中すれば、来年の世界選手権の参加標準記録や自己ベスト、日本記録もついてくる」と話した。
一方、昨年の東京五輪に続いて4×100mリレーでの出場となる兒玉は「(五輪では)私のところでバトンパスが詰まってしまって満足できない結果だったので、今回はしっかりと結果を残したい」とコメント。昨年に比べてリレー合宿の回数は減っているが、「バトンパスの精度を去年よりも高めたいです」と雪辱に燃えている。
女子4×100mリレーチームは来週の南部記念に出場を予定。「(走順は)何走でも走れるように準備をしています。世界選手権では予選ですべてが決まると思う。簡単なことではないですが、日本記録(43秒39)の更新と決勝進出を目指してがんばります」と力強く語った。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
-
2025.12.01
-
2025.12.01
-
2025.11.28
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]
2025.12.02
東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」
東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025