HOME 高校

2022.06.08

恒石望乃が女子100mで県高校新V!1年生のマルティネス・ブランドン・ボイドが短距離3冠/IH都府県大会ハイライト四国
恒石望乃が女子100mで県高校新V!1年生のマルティネス・ブランドン・ボイドが短距離3冠/IH都府県大会ハイライト四国


インターハイの都府県大会が各地で開催され、四国地区(香川、徳島、愛媛、高知)の各大会が終了した。

香川県大会(6月4日~6日)は、男子400mを48秒09の大会新で制した西岡蓮太郎(四学香川西3)が、アンカーを務めた4×400mリレーでも3分18秒72で優勝へ導いた。200mでその西岡を抑えて、21秒57(+1.5)で優勝したのが1年生のマルティネス・ブランドン・ボイド(四学香川西)で、100m(10秒95/-0.6)、4×100mリレー(40秒92/4走)と合せて3種目V。男子800mでは槫谷猛尊(小豆島中央3)が1分53秒54の大会新と好走し、男子ハンマー投は、秋山玲二郎(四学香川西3)が63m68で他を圧倒した。

女子は霜門瑠依(四学香川西3)が100mを12秒22(-0.4)で優勝し、翌日おこなわれた200mでも24秒97(+0.5)で快勝。さらに、4×100mリレー(47秒96/2走)、4×400mリレー(4分00秒32/3走)と4冠に輝いた。学校対抗は、男女ともに総合、トラック、フィールド部門すべてを、四学香川西が1位となった。

広告の下にコンテンツが続きます

愛媛県大会(6月4日~6日)は、男子の中長距離種目で大会新が誕生。1500mでは廣瀬弘汰(今治北3)が3分52秒63で優勝を飾り、5000mでは松木鉄人(新居浜東3)が14分45秒44で快勝。また、5000m競歩では長田隼人(松山工3)が20分59秒15で、2位を2分30秒以上も引き離して頂点に立った。

女子棒高跳では優勝した篠原わかな(松山北2)と2位の大岡聖和(済美3)がともに3m30の大会新記録。篠原は100mでも12秒52(-1.1)で優勝する活躍ぶりを見せた。4×100mリレーは済美が48秒03が2位の八幡浜を0.02秒差で接戦を制し、4×400mリレーは新居浜東が3分59秒37で優勝を飾った。学校対抗は男子総合が85点で松山北、女子総合は121点で済美が栄冠に輝いている。

高知県大会(5月21日~23日)は、女子3種目で県高校新記録が誕生。昨年のU16陸上で三段跳2位の恒石望乃(高知2)が100mで12秒11(+2.0)と県高校記録を更新すると、走幅跳(5m64/-0.5)、三段跳(11m44/+0.6)でもトップに立った。4×100mリレーは48秒15で安芸が従来の県高校記録を0.10秒塗り替える48秒15をマーク。2位に1秒38もの差をつけて圧勝した。そのリレーで3走を務めた谷青夏(3年)は七種競技で4446点の県高校記録を樹立。谷は100mハードル(15秒34/+0.9)、400mハードル(65秒97)でも優勝を飾り、女子の最優秀選手に選ばれた。

男子は、高坂蓮(高知農3)が砲丸投13m34、やり投62m38で2種目V。男子MVPに輝いた。200mを22秒26(-0.3)で制した岡上幸正(高知学芸3)は、400mでも49秒97で制し、4×400mリレー(3分20秒49/4走)でもチームを優勝に導いた。学校対抗は男子が高知農、女子は高知追手前がトップだった。

今年のインターハイ会場となる鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われた徳島県大会(6月5日~7日)は、女子三段跳で髙内結菜(鳴門2)が11m98の大会新記録で快勝した。女子5000m競歩では敷島千紘(城東2)が25分39秒92で優勝し、大会記録も17秒74も更新。女子スプリントは髙井菜名(徳島北2)が100m12秒05(+3.1)、200m25秒23(+2.1)で1位を占めた。

42m26で男子円盤投に優勝した仁木星之介(生光学園3)は砲丸投(15m45)とハンマー投(52m31)の投てき3種目を制覇。男子両リレーでは鳴門渦潮が41秒77、3分22秒74でトップに立った。総合争いは男女ともに鳴門が圧勝した。

インターハイ出場を懸けた四国大会は6月18日~20日に徳島県鳴門市のポカリスエットスタジアムにて行われる。

インターハイの都府県大会が各地で開催され、四国地区(香川、徳島、愛媛、高知)の各大会が終了した。 香川県大会(6月4日~6日)は、男子400mを48秒09の大会新で制した西岡蓮太郎(四学香川西3)が、アンカーを務めた4×400mリレーでも3分18秒72で優勝へ導いた。200mでその西岡を抑えて、21秒57(+1.5)で優勝したのが1年生のマルティネス・ブランドン・ボイド(四学香川西)で、100m(10秒95/-0.6)、4×100mリレー(40秒92/4走)と合せて3種目V。男子800mでは槫谷猛尊(小豆島中央3)が1分53秒54の大会新と好走し、男子ハンマー投は、秋山玲二郎(四学香川西3)が63m68で他を圧倒した。 女子は霜門瑠依(四学香川西3)が100mを12秒22(-0.4)で優勝し、翌日おこなわれた200mでも24秒97(+0.5)で快勝。さらに、4×100mリレー(47秒96/2走)、4×400mリレー(4分00秒32/3走)と4冠に輝いた。学校対抗は、男女ともに総合、トラック、フィールド部門すべてを、四学香川西が1位となった。 愛媛県大会(6月4日~6日)は、男子の中長距離種目で大会新が誕生。1500mでは廣瀬弘汰(今治北3)が3分52秒63で優勝を飾り、5000mでは松木鉄人(新居浜東3)が14分45秒44で快勝。また、5000m競歩では長田隼人(松山工3)が20分59秒15で、2位を2分30秒以上も引き離して頂点に立った。 女子棒高跳では優勝した篠原わかな(松山北2)と2位の大岡聖和(済美3)がともに3m30の大会新記録。篠原は100mでも12秒52(-1.1)で優勝する活躍ぶりを見せた。4×100mリレーは済美が48秒03が2位の八幡浜を0.02秒差で接戦を制し、4×400mリレーは新居浜東が3分59秒37で優勝を飾った。学校対抗は男子総合が85点で松山北、女子総合は121点で済美が栄冠に輝いている。 高知県大会(5月21日~23日)は、女子3種目で県高校新記録が誕生。昨年のU16陸上で三段跳2位の恒石望乃(高知2)が100mで12秒11(+2.0)と県高校記録を更新すると、走幅跳(5m64/-0.5)、三段跳(11m44/+0.6)でもトップに立った。4×100mリレーは48秒15で安芸が従来の県高校記録を0.10秒塗り替える48秒15をマーク。2位に1秒38もの差をつけて圧勝した。そのリレーで3走を務めた谷青夏(3年)は七種競技で4446点の県高校記録を樹立。谷は100mハードル(15秒34/+0.9)、400mハードル(65秒97)でも優勝を飾り、女子の最優秀選手に選ばれた。 男子は、高坂蓮(高知農3)が砲丸投13m34、やり投62m38で2種目V。男子MVPに輝いた。200mを22秒26(-0.3)で制した岡上幸正(高知学芸3)は、400mでも49秒97で制し、4×400mリレー(3分20秒49/4走)でもチームを優勝に導いた。学校対抗は男子が高知農、女子は高知追手前がトップだった。 今年のインターハイ会場となる鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われた徳島県大会(6月5日~7日)は、女子三段跳で髙内結菜(鳴門2)が11m98の大会新記録で快勝した。女子5000m競歩では敷島千紘(城東2)が25分39秒92で優勝し、大会記録も17秒74も更新。女子スプリントは髙井菜名(徳島北2)が100m12秒05(+3.1)、200m25秒23(+2.1)で1位を占めた。 42m26で男子円盤投に優勝した仁木星之介(生光学園3)は砲丸投(15m45)とハンマー投(52m31)の投てき3種目を制覇。男子両リレーでは鳴門渦潮が41秒77、3分22秒74でトップに立った。総合争いは男女ともに鳴門が圧勝した。 インターハイ出場を懸けた四国大会は6月18日~20日に徳島県鳴門市のポカリスエットスタジアムにて行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.18

甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

12月7日に熊本県甲佐町役場前をスタート・フィニッシュとする第50回熊本甲佐10マイルロードレースのエントリー選手が11月18日、発表された。 招待選手は既に発表されていたが、9月の東京世界選手権マラソンで11位に入った […]

NEWS 国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top