◇日本選手権10000m(5月7日/国立競技場)
7月のオレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた第106回日本選手権10000mが行われ、女子は廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分30秒34で優勝。廣中は昨年の東京五輪で参加標準記録(31分25秒00)を突破しており、日本陸連が定める条件を満たして、世界選手権代表に内定した。
レースは序盤、五島莉乃(資生堂)がトップで引っ張り、矢田みくに(デンソー)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)、萩谷楓(エディオン)、佐藤早矢也伽(積水化学)が先頭集団を形成。5000mを15分49秒で通過すると、廣中が7000m過ぎにペースアップし、追いすがる萩谷を振り切ってトップでフィニッシュした。
2位の萩谷は31分35秒67。3位には標準記録を突破している五島が入り、廣中とともに代表に内定した。
★オレゴン世界選手権代表内定選手プロフィール★
廣中璃梨佳(ひろなか・りりか)
2000年11月24日生まれ。長崎県大村市出身。桜が原中→長崎商高→日本郵政グループ
・種目別ベスト
800m 2分09秒00
1500m 4分16秒48
5000m 14分52秒84
10000m 31分00秒71
主な実績
21年 東京五輪5000m9位、10000m7位、日本選手権5000m優勝、10000m優勝
20年 日本選手権5000m2位
19年 日本選手権5000m3位、茨城国体5000m優勝
18年 アジアジュニア選手権1500m優勝、日本選手権5000m9位、インターハイ3000m6位、1500m7位
17年 インターハイ1500m4位、3000m7位
16年 インターハイ1500m8位、3000m5位
五島莉乃(ごしま・りの)
1997年10月29日生まれ。石川県金沢市出身。星稜中→星稜高→中大→資生堂
・種目別ベスト
1500m 4分25秒68
5000m 15分19秒58
10000m 31分10秒02
主な実績
21年 日本選手権5000m7位
20年 日本選手権5000m8位
19年 ユニバーシアード10000m2位、日本インカレ5000m2位、10000m2位
18年 日本インカレ5000m3位、10000m9位
17年 日本インカレ5000m7位、10000m6位
15年 インターハイ3000m10位
12年 全中1500m7位

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
2025.06.16
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]
2025.06.16
女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会