800mと1500mの中距離種目に特化した競技会「THE MIDDLE」が3月29日に東京・駒沢陸上競技場で開催された。
気温が10度を下回る厳しいコンディションのなか、男子1500mでは前日本記録保持者の荒井七海(Honda)が3分40秒91をマークしてトップでフィニッシュした。荒井は「自分の調子が主観でしかわからなかったけど、(走ってみて)それを踏まえると力がついているのが確認できた」と収穫を得た様子。東京五輪の選考会までの2年間は米国を拠点に活動し、昨秋以降は米国でのメニューをベースに自ら組み立ててきた。「日本でやれる最大限のいい練習ができているので、今年は記録更新ができると思います。まずは3分37秒05(自己記録)をターゲットにして、段階を追ってオレゴン世界選手権参加標準記録(3分35秒00)を狙っていきたい」と、日本記録奪還と世界選手権出場への意気込みを語った。
2着に木村理来(愛三工業)が入り、3着には佐藤圭汰(京都・洛南高)が3分43秒77でフィニッシュ。今回が高校ラストレースとなった佐藤は、「一緒に走る方々はすごい選手ばかりで、緊張からか身体がこわばってしまい、スタートに立った時から急に動かなくなりました。練習は積めていたのですが、満足のいかないレースでした」とコメントした。春から駒大へ進学。すでに寮生活が始まり、この大会に向けて「1人でポイント練習をやっていました」と言う。今シーズンは「1500mで標準記録を切って世界選手権に出場したい」と語った。
女子1500mはヘレン・エカラレ(豊田自動織機)が4分06秒36のトップでフィニッシュ。日本人トップは樫原沙紀(筑波大)で4分19秒63だった。男子800mは金子魅玖人(中大)が1分49秒19でトップ。U20は前田陽向(京都・洛南高)が1分51秒74をマークして1着だった。
800mと1500mの中距離種目に特化した競技会「THE MIDDLE」が3月29日に東京・駒沢陸上競技場で開催された。
気温が10度を下回る厳しいコンディションのなか、男子1500mでは前日本記録保持者の荒井七海(Honda)が3分40秒91をマークしてトップでフィニッシュした。荒井は「自分の調子が主観でしかわからなかったけど、(走ってみて)それを踏まえると力がついているのが確認できた」と収穫を得た様子。東京五輪の選考会までの2年間は米国を拠点に活動し、昨秋以降は米国でのメニューをベースに自ら組み立ててきた。「日本でやれる最大限のいい練習ができているので、今年は記録更新ができると思います。まずは3分37秒05(自己記録)をターゲットにして、段階を追ってオレゴン世界選手権参加標準記録(3分35秒00)を狙っていきたい」と、日本記録奪還と世界選手権出場への意気込みを語った。
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女子1500mはヘレン・エカラレ(豊田自動織機)が4分06秒36のトップでフィニッシュ。日本人トップは樫原沙紀(筑波大)で4分19秒63だった。男子800mは金子魅玖人(中大)が1分49秒19でトップ。U20は前田陽向(京都・洛南高)が1分51秒74をマークして1着だった。 RECOMMENDED おすすめの記事
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