HOME ニュース、海外

2022.03.06

男子50kmで世界新記録!! 19年世界選手権マラソン5位のモコカが2時間40分13秒
男子50kmで世界新記録!! 19年世界選手権マラソン5位のモコカが2時間40分13秒


3月6日、南アフリカのポート・エリザベスでウルトラマラソンの50kmが行われ、ステファン・モコカ(南アフリカ)が2時間40分13秒の世界新記録で優勝した。従来の記録は昨年のこの大会でケテマ・ベケレ・ネガサ(エチオピア)がマークした2時間42分07秒。

モコカはスタート直後は先頭集団から少し遅れたペースでレースを進め、5kmを16分27秒で通過。20kmを過ぎて先頭グループに追いつき、30kmから35kmの5kmを15分45秒にペースアップして40km手前から独走状態に持ち込んだ。42.195kmを2時間15分21秒で通過し、以降も2位以下を引き離してゴールした。

37歳のモコカは学生時代から国際大会で活躍。2011年のユニバーシアード10000mでは優勝した大迫傑(当時・早大)に次ぐ2位になったほか、13年のユニバーシアード10000mで金メダルを獲得している。

マラソンは10年のびわ湖毎日(途中棄権)がデビュー戦。12年のロンドン五輪で49位になったほか、19年のドーハ世界選手権で5位に入賞している。日本のレースにもたびたび出場し、びわ湖では19年3位、20年2位と堅実な走りを見せた。ベストは15年の上海でマークした2時間7分40秒。南アフリカでは1500mからマラソンまでの国内タイトルを獲得するなどマルチなランナーとして知られている。

■モコカの50km世界記録のペース
(カッコ内は5kmごとのスプリット)
5km 16分27秒
10km 32分43秒(16分16秒)
15km 49分02秒(16分19秒)
20km 1時間5分04秒(16分02秒)
25km 1時間21分02秒(15分58秒)
30km 1時間37分07秒(16分05秒)
35km 1時間52分52秒(15分45秒)
40km 2時間8分22秒(15分30秒)
42.195km 2時間15分21秒
45km 2時間24分06秒(15分44秒)
50km 2時間40分13秒(16分07秒)

3月6日、南アフリカのポート・エリザベスでウルトラマラソンの50kmが行われ、ステファン・モコカ(南アフリカ)が2時間40分13秒の世界新記録で優勝した。従来の記録は昨年のこの大会でケテマ・ベケレ・ネガサ(エチオピア)がマークした2時間42分07秒。 モコカはスタート直後は先頭集団から少し遅れたペースでレースを進め、5kmを16分27秒で通過。20kmを過ぎて先頭グループに追いつき、30kmから35kmの5kmを15分45秒にペースアップして40km手前から独走状態に持ち込んだ。42.195kmを2時間15分21秒で通過し、以降も2位以下を引き離してゴールした。 37歳のモコカは学生時代から国際大会で活躍。2011年のユニバーシアード10000mでは優勝した大迫傑(当時・早大)に次ぐ2位になったほか、13年のユニバーシアード10000mで金メダルを獲得している。 マラソンは10年のびわ湖毎日(途中棄権)がデビュー戦。12年のロンドン五輪で49位になったほか、19年のドーハ世界選手権で5位に入賞している。日本のレースにもたびたび出場し、びわ湖では19年3位、20年2位と堅実な走りを見せた。ベストは15年の上海でマークした2時間7分40秒。南アフリカでは1500mからマラソンまでの国内タイトルを獲得するなどマルチなランナーとして知られている。 ■モコカの50km世界記録のペース (カッコ内は5kmごとのスプリット) 5km 16分27秒 10km 32分43秒(16分16秒) 15km 49分02秒(16分19秒) 20km 1時間5分04秒(16分02秒) 25km 1時間21分02秒(15分58秒) 30km 1時間37分07秒(16分05秒) 35km 1時間52分52秒(15分45秒) 40km 2時間8分22秒(15分30秒) 42.195km 2時間15分21秒 45km 2時間24分06秒(15分44秒) 50km 2時間40分13秒(16分07秒)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.15

7年ぶり開催の中国四国学生女子駅伝は山口・周南公立・至誠館大連合が独走V!/中国四国学生女子駅伝

第23回中国四国学生女子駅伝が12月15日、広島県の東広島市運動公園内周回コースで行なわれ、山口・周南公立・至誠館大連合が1時間1分37秒で優勝した。 山口・周南公立・至誠館大学連合は1区・治尾優衣奈が17分27秒で首位 […]

NEWS 男子・細江が3位入賞! 4区・柘植源太が圧巻区間賞/全中駅伝

2024.12.15

男子・細江が3位入賞! 4区・柘植源太が圧巻区間賞/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17 […]

NEWS 我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝

2024.12.15

我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17 […]

NEWS 女子3位・神村学園は初出場から3連続トップ3 5区・武田「みんなと一緒に走ったから自信になる」/全中駅伝

2024.12.15

女子3位・神村学園は初出場から3連続トップ3 5区・武田「みんなと一緒に走ったから自信になる」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]

NEWS 女子・富山の大沢野は2年連続2位 ダブルエースが見せ場 1区・長森「悔いはない」/全中駅伝

2024.12.15

女子・富山の大沢野は2年連続2位 ダブルエースが見せ場 1区・長森「悔いはない」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top