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2022.02.26

名城大・小林成美が“同級生”に続く大会制覇!「最後は出し切ろうと思って走りました」/日本選手権クロカン
名城大・小林成美が“同級生”に続く大会制覇!「最後は出し切ろうと思って走りました」/日本選手権クロカン

◇第105回日本選手権クロスカントリー(2月26日/福岡・海の中道海浜公園)

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シニア女子8kmは、昨年7月に10000mで11年ぶりに日本学生記録を樹立(31分22秒34)した小林成美(名城大)が26分34秒で初優勝した。

すでに今年7月に開催されるオレゴン世界選手権の参加標準記録(31分25秒00)をクリアしていることもあり、「出場を視野にトレーニングを積んでいる段階」だったという。2月上旬に右股関節周辺の痛みで一時休養していた時期もあったが、「この大会で勝って、シーズンに向けて良いイメージを作りたい」と、勝ち切るレースに徹した。

前半は、東京五輪3000m障害代表の山中柚乃(愛媛銀行)が引っ張る先頭集団につき、中盤から位置取りを前方へ。ラスト1kmで猿見田裕香(ユニバーサルエンターテイメント)との一騎打ちになると、一時3、4秒のリードを許しながらも食い下がり、ラスト10mで逆転して初優勝をつかんだ。

「このまま行かれてしまうなと思ったのですが、昨日の記者会見に呼んでいただいたり、(世界選手権の)参加標準記録を突破しているということを自覚して、最後は出し切ろうと思いました。最後は勝つことができて良かったです」と笑顔を見せた。

昨年は、長野東高の同級生・萩谷楓(エディオン)がこの大会で優勝したことを弾みに、東京五輪5000m代表となった。同じように、この大会での優勝をステップに、「世界選手権の代表を掴みたい」と意気込んでいる。

また、学生ランナーとして、ハーフマラソンで夏のワールドユニバーシティゲームズ出場、全日本大学女子駅伝の6連覇、来年の東京マラソン出場と、いくつもの高い目標を設定している。「忙しい1年になりそう」とはにかむ表情には、充実感が漂っていた。

文/田端慶子

◇第105回日本選手権クロスカントリー(2月26日/福岡・海の中道海浜公園) シニア女子8kmは、昨年7月に10000mで11年ぶりに日本学生記録を樹立(31分22秒34)した小林成美(名城大)が26分34秒で初優勝した。 すでに今年7月に開催されるオレゴン世界選手権の参加標準記録(31分25秒00)をクリアしていることもあり、「出場を視野にトレーニングを積んでいる段階」だったという。2月上旬に右股関節周辺の痛みで一時休養していた時期もあったが、「この大会で勝って、シーズンに向けて良いイメージを作りたい」と、勝ち切るレースに徹した。 前半は、東京五輪3000m障害代表の山中柚乃(愛媛銀行)が引っ張る先頭集団につき、中盤から位置取りを前方へ。ラスト1kmで猿見田裕香(ユニバーサルエンターテイメント)との一騎打ちになると、一時3、4秒のリードを許しながらも食い下がり、ラスト10mで逆転して初優勝をつかんだ。 「このまま行かれてしまうなと思ったのですが、昨日の記者会見に呼んでいただいたり、(世界選手権の)参加標準記録を突破しているということを自覚して、最後は出し切ろうと思いました。最後は勝つことができて良かったです」と笑顔を見せた。 昨年は、長野東高の同級生・萩谷楓(エディオン)がこの大会で優勝したことを弾みに、東京五輪5000m代表となった。同じように、この大会での優勝をステップに、「世界選手権の代表を掴みたい」と意気込んでいる。 また、学生ランナーとして、ハーフマラソンで夏のワールドユニバーシティゲームズ出場、全日本大学女子駅伝の6連覇、来年の東京マラソン出場と、いくつもの高い目標を設定している。「忙しい1年になりそう」とはにかむ表情には、充実感が漂っていた。 文/田端慶子

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