HOME 国内、大学

2021.11.12

来春ミズノに入社する女子短距離の兒玉が記者会見 「3年後のパリ五輪でファイナリストを目指す」
来春ミズノに入社する女子短距離の兒玉が記者会見 「3年後のパリ五輪でファイナリストを目指す」

兒玉芽生のミズノ入社会見


東京五輪女子4×100mリレー代表の兒玉芽生(福岡大)が、来春からミズノに入社してミズノトラッククラブに所属することが内定し、11月12日に福岡大で記者会見を行った。練習拠点はこれまでと変わらず福岡大で、引き続き同大学の信岡沙希重・短距離ブロック監督の指導を受けつつ、積極的に海外のレースにも参加する。

兒玉は「五輪や世界陸上など、数々の世界大会で結果を残された選手が多数所属している『ミズノトラッククラブ』の一員になれることができて嬉しいです。自覚と覚悟を持って競技に向き合い、最終的には3年後のパリ五輪でファイナリストになることを目指します。そのためにも、まずは、来年の世界陸上に出場することと100mと200mの日本記録更新を目標に、上半身の強化やコーナーテクニックの改善をテーマに、練習に励みたいと思います」と抱負を語った。

ミズノトラッククラブは、女子200mの元日本記録保持者でもある信岡監督が現役時代に所属。同所属の市川華菜と和田麻希が9月の全日本実業団対抗選手権で現役引退し、兒玉は来季、唯一の女子選手となる。

広告の下にコンテンツが続きます

ミズノトラッククラブの等々力信弘監督は「兒玉選手の将来性に惚れ込んで声をかけさせていただきました。成績やタイムも素晴らしいですが、毎年コンスタントに結果を出しているところや自分の言葉できちんと話ができるところも、兒玉選手に魅力を感じた点です。今後はリレーでだけでなく、個人種目でも活躍できるよう、しっかりバックアップしていきます」と語った。

兒玉は入社後、ミズノ主催のスポーツ教室などにも参加し、スポーツ振興にも貢献していくという。

東京五輪女子4×100mリレー代表の兒玉芽生(福岡大)が、来春からミズノに入社してミズノトラッククラブに所属することが内定し、11月12日に福岡大で記者会見を行った。練習拠点はこれまでと変わらず福岡大で、引き続き同大学の信岡沙希重・短距離ブロック監督の指導を受けつつ、積極的に海外のレースにも参加する。 兒玉は「五輪や世界陸上など、数々の世界大会で結果を残された選手が多数所属している『ミズノトラッククラブ』の一員になれることができて嬉しいです。自覚と覚悟を持って競技に向き合い、最終的には3年後のパリ五輪でファイナリストになることを目指します。そのためにも、まずは、来年の世界陸上に出場することと100mと200mの日本記録更新を目標に、上半身の強化やコーナーテクニックの改善をテーマに、練習に励みたいと思います」と抱負を語った。 ミズノトラッククラブは、女子200mの元日本記録保持者でもある信岡監督が現役時代に所属。同所属の市川華菜と和田麻希が9月の全日本実業団対抗選手権で現役引退し、兒玉は来季、唯一の女子選手となる。 ミズノトラッククラブの等々力信弘監督は「兒玉選手の将来性に惚れ込んで声をかけさせていただきました。成績やタイムも素晴らしいですが、毎年コンスタントに結果を出しているところや自分の言葉できちんと話ができるところも、兒玉選手に魅力を感じた点です。今後はリレーでだけでなく、個人種目でも活躍できるよう、しっかりバックアップしていきます」と語った。 兒玉は入社後、ミズノ主催のスポーツ教室などにも参加し、スポーツ振興にも貢献していくという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top