2019.09.16
クレイ・アーロン竜波×髙島咲季
相洋2連覇コンビ対談
最後のインターハイを終えて
沖縄インターハイで2連覇を達成した男子800mのクレイ・アーロン竜波と、女子400mの髙島咲季の相洋(神奈川)3年生コンビ。他にも、クレイは男子4×400mリレーのアンカーとしてチームの3位に貢献し、髙島は4×100mと4×400mの両リレー2冠に加え、200mでも2位とチーム初の女子総合優勝への原動力となり、女子の最優秀選手にも選ばれた。この1年間、クレイは陸上部全体の〝総部長〟、髙島も女子短距離の部長を務め、名実ともにチームを牽引。その2人に最後のインターハイやチームの様子、今季の戦いぶりについて語ってもらった。
◎構成・撮影/井上 敦
沖縄での激戦を振り返って
—沖縄インターハイでは2人は2連覇するなど、今年も活躍しました。振り返ってみてどうですか。
クレイ 800mは2連覇を目標にしてやってきたので、無事優勝できたので一安心です。プレッシャーはそこまでありませんでしたけど、変なミスや転倒などが少し怖かったので、そこだけ緊張しました。追われる側として、そこはしっかり覚悟して臨んだので大丈夫でした。
髙島 400mは負けられなかったので、1番を取れたのはすごくよかったです。記録より順位という意識でしたが、大会記録(53秒30)を更新したかった思いもあります。
—相洋の代名詞とも言えるリレーは、男子4×400mが3位、女子は4×100mと4×400mが2冠でした。
クレイ 昨年はバトンを落として、その瞬間を今でも覚えているくらい悔しさがすごく残っています。ですので、今年は優勝を狙っていました。ただ、実際は準決勝のタイムが危なく8番目の通過で、決勝は3位。仲間と最後のインターハイを走れてすごくよかったです。
髙島 リレー2冠をするつもりでやってきました。4継は予選も準決勝もバトンがうまくいき、準決勝のタイムも良かったので、決勝は個人がしっかり走れればと思っていました。ただ、昨年は準決勝を1位通過して決勝は4位だったので、「何が起こるかわからないから、絶対に油断だけはしないように」と言って、決勝前に全員で円陣を組みました。昨年(の日本選手権リレーで)出した県高校記録を更新して優勝したので、すごくうれしかったです。マイルは4継の優勝で気持ちが切れたり、ランキングトップだからこそ油断が出たりするかもしれないので、4継優勝を1度置いて、切り替えて臨みました。決勝は一度抜かれて、(アンカーの)私が追う展開でしたが、優勝だけを狙って、みんなでがんばったからこそ1番で帰ってこないといけないと思って走りました。
—そのマイルリレーで女子は初の総合優勝を決めました。相洋は36点で、2位の至学館(愛知)は35点と1点差。最後に逆転しました。
髙島 みんなが喜んでいました。リレーの優勝とは違ううれしさがありましたね。リレー前に至学館がトップというのは知っていましたが、実は得点差は知らなかったです。最終日は互いに100mハードルもあったので、状況がよくわからなくて。終わってから、1点差で勝ったと聞いて「えー!」って驚きました。
クレイ みんなが1つになっていて、全員が連携とれているというのはありました。インターハイに出られなかった部員も来ていましたけど、サポートもすごかったです。総合優勝の表彰も見ていましたし、その後の集合写真の時は(閉会式会場の)端っこの方にいましたけど、輝いていました。
髙島 総合優勝の表彰では、出られなかった部員も表彰台に上がりました。「走れなかったけどインターハイの表彰台に上れた」と言っていたので、本当によかったです。
※この続きは2019年9月14日発売の『月刊陸上競技』10月号をご覧ください
クレイ・アーロン竜波×髙島咲季 相洋2連覇コンビ対談
最後のインターハイを終えて
[caption id="attachment_4404" align="aligncenter" width="267"]
沖縄インターハイで活躍したクレイ・アーロン竜波(左)と髙島咲季の相洋(神奈川)3年生コンビ[/caption]
沖縄インターハイで2連覇を達成した男子800mのクレイ・アーロン竜波と、女子400mの髙島咲季の相洋(神奈川)3年生コンビ。他にも、クレイは男子4×400mリレーのアンカーとしてチームの3位に貢献し、髙島は4×100mと4×400mの両リレー2冠に加え、200mでも2位とチーム初の女子総合優勝への原動力となり、女子の最優秀選手にも選ばれた。この1年間、クレイは陸上部全体の〝総部長〟、髙島も女子短距離の部長を務め、名実ともにチームを牽引。その2人に最後のインターハイやチームの様子、今季の戦いぶりについて語ってもらった。
◎構成・撮影/井上 敦
沖縄での激戦を振り返って
—沖縄インターハイでは2人は2連覇するなど、今年も活躍しました。振り返ってみてどうですか。 クレイ 800mは2連覇を目標にしてやってきたので、無事優勝できたので一安心です。プレッシャーはそこまでありませんでしたけど、変なミスや転倒などが少し怖かったので、そこだけ緊張しました。追われる側として、そこはしっかり覚悟して臨んだので大丈夫でした。 髙島 400mは負けられなかったので、1番を取れたのはすごくよかったです。記録より順位という意識でしたが、大会記録(53秒30)を更新したかった思いもあります。 —相洋の代名詞とも言えるリレーは、男子4×400mが3位、女子は4×100mと4×400mが2冠でした。 クレイ 昨年はバトンを落として、その瞬間を今でも覚えているくらい悔しさがすごく残っています。ですので、今年は優勝を狙っていました。ただ、実際は準決勝のタイムが危なく8番目の通過で、決勝は3位。仲間と最後のインターハイを走れてすごくよかったです。 髙島 リレー2冠をするつもりでやってきました。4継は予選も準決勝もバトンがうまくいき、準決勝のタイムも良かったので、決勝は個人がしっかり走れればと思っていました。ただ、昨年は準決勝を1位通過して決勝は4位だったので、「何が起こるかわからないから、絶対に油断だけはしないように」と言って、決勝前に全員で円陣を組みました。昨年(の日本選手権リレーで)出した県高校記録を更新して優勝したので、すごくうれしかったです。マイルは4継の優勝で気持ちが切れたり、ランキングトップだからこそ油断が出たりするかもしれないので、4継優勝を1度置いて、切り替えて臨みました。決勝は一度抜かれて、(アンカーの)私が追う展開でしたが、優勝だけを狙って、みんなでがんばったからこそ1番で帰ってこないといけないと思って走りました。 —そのマイルリレーで女子は初の総合優勝を決めました。相洋は36点で、2位の至学館(愛知)は35点と1点差。最後に逆転しました。 髙島 みんなが喜んでいました。リレーの優勝とは違ううれしさがありましたね。リレー前に至学館がトップというのは知っていましたが、実は得点差は知らなかったです。最終日は互いに100mハードルもあったので、状況がよくわからなくて。終わってから、1点差で勝ったと聞いて「えー!」って驚きました。 クレイ みんなが1つになっていて、全員が連携とれているというのはありました。インターハイに出られなかった部員も来ていましたけど、サポートもすごかったです。総合優勝の表彰も見ていましたし、その後の集合写真の時は(閉会式会場の)端っこの方にいましたけど、輝いていました。 髙島 総合優勝の表彰では、出られなかった部員も表彰台に上がりました。「走れなかったけどインターハイの表彰台に上れた」と言っていたので、本当によかったです。 ※この続きは2019年9月14日発売の『月刊陸上競技』10月号をご覧くださいRECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.03.09
日本インカレの大会要項が発表 標準記録は前回と同じ フィールド種目にも最大出場人数を設定
-
2026.03.08
-
2026.03.08
-
2026.03.08
2026.03.07
日体大陸上部100周年式典が開催!日本陸連・有森会長ら名選手数多く、箱根駅伝10度優勝
-
2026.03.07
2026.02.15
【大会結果】第6回全国大学対校男女混合駅伝(2026年2月15日)
-
2026.02.27
-
2026.03.01
-
2026.03.07
Latest articles 最新の記事
2026.03.09
日本インカレの大会要項が発表 標準記録は前回と同じ フィールド種目にも最大出場人数を設定
日本学生陸上競技連合は3月9日、第95回日本インカレ(9月5日~7日/神奈川・日産スタジアム)の大会要項を発表した。 前回大会からは参加資格にいくつか変更が加えられ、フィールド種目にもトラック種目と同様に最大出場人数が設 […]
2026.03.09
カールストレームがハーフ競歩で1時間24分58秒 女子はインガがガルシア・レオンに先着/WA競歩ツアー
世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのドゥンディスカ50が、3月7日にスロバキアで開催され、男子ハーフマラソン競歩ではブダペスト世界選手権20km競歩銀メダルのP.カールストレーム(スウェーデン)が1時間24分58秒で優 […]
2026.03.09
シマンスキが60mH7秒37の今季世界最高タイ 女子砲丸投スキルダー20m69の自己タイV/WA室内ツアー
3月6日、世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーのISTAF室内がドイツ・ベルリンで開催され、男子60mハードルではJ.シマンスキ(ポーランド)が今季世界最高タイの7秒37で優勝した。シマンスキは。24年世界室内選手権のこ […]
2026.03.09
箱根駅伝3年連続9度目Vの青学大に盛岡大附・古川陽樹、須磨学園・藤岡孝太郎ら11人の新入生が加入!
青学大陸上部長距離ブロックは3月8日、チームのSNSで2026年の新入生を発表した。 11人の新入生が加入。持ち記録の筆頭は5000mで13分58秒62の古川陽樹(盛岡大附・岩手)。インターハイ5000mで7位に入り、国 […]
2026.03.09
佐藤早也伽が日本人トップ!加世田、大森ら6人がロス五輪MGC切符つかむ/名古屋ウィメンズマラソン
◇名古屋ウィメンズマラソン2026(3月8日/愛知・バンテリンドーム ナゴヤ発着) アジア大会代表選考会を兼ねたMGCシリーズG1の名古屋ウィメンズマラソンが行われ、シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間21分54秒で […]
Latest Issue
最新号
2026年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝