ダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルがスイス・チューリヒで開催されている。1日目の9月8日には7種目が行われた。
女子走高跳では東京五輪金メダリストのM.ラシツケネ(個人参加/ロシア)が2m05の大会新、今季世界最高を跳び、2014、17~19年に続く5度目のトロフィー獲得を果たした。男子砲丸投はR.クルーザーが22m67の大会新で勝利。今季は世界記録の23m37を投げ、東京五輪でも金メダル獲得と圧倒的強さを誇っている。
男子5000mは20歳のB.アレガウイ(エチオピア)が12分58秒65の自己新で優勝。女子5000mではF.ニョンサバ(ブルンジ)が14分28秒98で、元世界記録保持者のH.オビリ(ケニア)らを抑えてこの種目に勝った。ニョンサバはリオ五輪800m銀メダリストで東京五輪は10000mで5位。今季ダイヤモンドリーグでは1マイルで世界歴代2位、3000m世界歴代7位乃記録を作るなど好調ぶりを見せている。
女子砲丸投ではM.ユーウェン(米国)が19m41のシーズンベストで勝利。男女の走幅跳ではT.モントラー(スウェーデン)が8m17(+0.1)、I.シュパノヴィッチ(セルビア)が6m96(+0.2)でそれぞれ優勝した。
2日目は日本時間の10日0時50分(現地9日17時50分)から、レッツィグルンド競技場で25種目が実施される。
■ダイヤモンドリーグ・ファイナル(チューリヒ)DAY1優勝者
・男子
5000m B.アレガウィ(エチオピア)12.58.65
走幅跳 T.モントラー(スウェーデン)8.17(0.1)
砲丸投 R.クルーザー(米国)22.67
・女子
5000m F.ニョンサバ(ブルンジ)14.28.98
走高跳 M.ラシツケネ(個人参加/ロシア)2.05
走幅跳 I.シュパノヴィッチ(セルビア)6.96(0.2)
砲丸投 M.ユーウェン(米国)19.41

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会