HOME 東京五輪、日本代表、五輪
110mH泉谷&金井が決勝進出への大一番! やり投・小南拓人は予選突破へ期待/今日の五輪見どころDAY6
110mH泉谷&金井が決勝進出への大一番! やり投・小南拓人は予選突破へ期待/今日の五輪見どころDAY6

—¤ã’jŽq‚P‚P‚Oƒ[ƒgƒ‹áŠQ—‘IA—Í‘–‚·‚éò’Jx‰îiŽè‘O‚©‚ç‚Ql–ځj‚R“úA“Œ‹žE‘—§‹£‹Zê


モーニングセッションで最初に日本代表が登場するのは、男子やり投の小南拓人(染めQ)。10時35分からの予選Bグループに登場する。予選通過記録は83m50、それをクリアした人数が12人に満たない場合はA・Bの中から記録上位順に12人まで決勝へ進む。12年ロンドンのディーン元気(現・ミズノ/9位)、前回リオの新井涼平(スズキ/11位)に続き日本人3大会連続の決勝進出なるか。

何と言っても最も注目なのは11時から行われる男子110mハードル。予選を通過した泉谷駿介(順大)と金井大旺(ミズノ)が決勝進出に挑む。

泉谷は日本選手権で13秒06の日本新を樹立し、堂々のメダル候補として東京五輪に向かった。予選は13秒28(-0.2)で2着通過。この記録はセカンドベストで五輪日本人最高記録だった。準決勝は3組7レーンで、2つ隣に世界王者G.ホロウェイ(米国)がいるが、自分のレースができれば決勝進出の可能性は高い。

金井は予選で13秒41(-0.1)の3着通過。自己記録は13秒16を持ち、「五輪の準決勝にピークが来るように」と計画してきたように、持てる力を発揮すれば決勝進出の可能性は十分。今シーズン限りでの引退を表明し、歯科医となるために医学の道へと進む覚悟の金井。目標のファイナル進出で道を開けるか。

この種目は「世界から最も遠いトラック種目」とまで言われていたが、活況の日本勢が一気に世界レベルとへと駆け上がった。世界選手権を含め初のファイナルへ。舞台は整った。

19時からの女子1500m準決勝には田中希実(豊田自動織機TC)が挑む。田中は7月31日の5000m予選は敗退したものの、8月2日午前に1500mの予選を4分02秒33の日本新を樹立して準決勝へ。卜部蘭(積水化学)とともに女子1500m初五輪を果たした田中が、準決勝でどんな走りを見せるか。

広告の下にコンテンツが続きます

この日から十種競技と七種競技がスタート。2日間にわたってキング&クイーン決定戦が行われる。十種競技は世界記録保持者のK.メイヤー(フランス)とD.ワーナー(カナダ)の争いに注目。七種競技はN.ティアム(ベルギー)とK.ジョンソン・トンプソン(英国)が優勝候補だ。

イブニングセッションのトリを飾るのは21時55分からの男子200m。残念ながら日本勢の進出はならなかったが、世界トップスプリンターが名を連ねる。注目は米国のN.ライルズとE.ナイトン。ライルズは19年7月から10連勝中で、自己ベストは19秒50(世界歴代4位)を持ち、ドーハ世界選手権も優勝している。だが、準決勝は最後流した影響で3着通過。3レーンが入ったことがどう影響するか。17歳のナイトンはウサイン・ボルトのU20世界記録を破った逸材。準決勝も横を確認しながら20秒01でトップ通過してきた。スーパースターが誕生するかもしれない。

前日に驚異的な世界記録が誕生した男子400mハードルだが、女子も勝負・記録ともに注目を集める。世界記録保持者D.ムハンマドとS.マクラフリンの米国対決で、こちらも世界記録樹立が優勝に近づくだろう。

男子800mは混戦模様。全米王者のC.マーフィー、31歳になったF.チェルイヨット(ケニア)らが王座候補だ。女子3000m障害はドーハ世界選手権優勝のB.チェプコエチ(ケニア)に“世界連覇”が懸かる。

モーニングセッションで最初に日本代表が登場するのは、男子やり投の小南拓人(染めQ)。10時35分からの予選Bグループに登場する。予選通過記録は83m50、それをクリアした人数が12人に満たない場合はA・Bの中から記録上位順に12人まで決勝へ進む。12年ロンドンのディーン元気(現・ミズノ/9位)、前回リオの新井涼平(スズキ/11位)に続き日本人3大会連続の決勝進出なるか。 何と言っても最も注目なのは11時から行われる男子110mハードル。予選を通過した泉谷駿介(順大)と金井大旺(ミズノ)が決勝進出に挑む。 泉谷は日本選手権で13秒06の日本新を樹立し、堂々のメダル候補として東京五輪に向かった。予選は13秒28(-0.2)で2着通過。この記録はセカンドベストで五輪日本人最高記録だった。準決勝は3組7レーンで、2つ隣に世界王者G.ホロウェイ(米国)がいるが、自分のレースができれば決勝進出の可能性は高い。 金井は予選で13秒41(-0.1)の3着通過。自己記録は13秒16を持ち、「五輪の準決勝にピークが来るように」と計画してきたように、持てる力を発揮すれば決勝進出の可能性は十分。今シーズン限りでの引退を表明し、歯科医となるために医学の道へと進む覚悟の金井。目標のファイナル進出で道を開けるか。 この種目は「世界から最も遠いトラック種目」とまで言われていたが、活況の日本勢が一気に世界レベルとへと駆け上がった。世界選手権を含め初のファイナルへ。舞台は整った。 19時からの女子1500m準決勝には田中希実(豊田自動織機TC)が挑む。田中は7月31日の5000m予選は敗退したものの、8月2日午前に1500mの予選を4分02秒33の日本新を樹立して準決勝へ。卜部蘭(積水化学)とともに女子1500m初五輪を果たした田中が、準決勝でどんな走りを見せるか。 この日から十種競技と七種競技がスタート。2日間にわたってキング&クイーン決定戦が行われる。十種競技は世界記録保持者のK.メイヤー(フランス)とD.ワーナー(カナダ)の争いに注目。七種競技はN.ティアム(ベルギー)とK.ジョンソン・トンプソン(英国)が優勝候補だ。 イブニングセッションのトリを飾るのは21時55分からの男子200m。残念ながら日本勢の進出はならなかったが、世界トップスプリンターが名を連ねる。注目は米国のN.ライルズとE.ナイトン。ライルズは19年7月から10連勝中で、自己ベストは19秒50(世界歴代4位)を持ち、ドーハ世界選手権も優勝している。だが、準決勝は最後流した影響で3着通過。3レーンが入ったことがどう影響するか。17歳のナイトンはウサイン・ボルトのU20世界記録を破った逸材。準決勝も横を確認しながら20秒01でトップ通過してきた。スーパースターが誕生するかもしれない。 前日に驚異的な世界記録が誕生した男子400mハードルだが、女子も勝負・記録ともに注目を集める。世界記録保持者D.ムハンマドとS.マクラフリンの米国対決で、こちらも世界記録樹立が優勝に近づくだろう。 男子800mは混戦模様。全米王者のC.マーフィー、31歳になったF.チェルイヨット(ケニア)らが王座候補だ。女子3000m障害はドーハ世界選手権優勝のB.チェプコエチ(ケニア)に“世界連覇”が懸かる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top