2021.07.14
全国高体連は今月28日から8月1日まで福井・福井県営競技場(9.98スタジアム)で開催される全国高校総体(インターハイ)のスタートリストを公開した。
男子100mで高校歴代2位タイの10秒22を持ち、東京五輪男子4×100mリレーの代表補欠に選出された、注目の栁田大輝(東農大二3群馬)は100m予選3組4レーンに出場。同組には徳島県大会で10秒43(+0.9)の好タイムをマークした四国大会2位の久保井颯(鳴門渦潮3徳島)が5レーンに並び、準決勝進出(9組2着+6)を懸けて予選から激しく火花を散らしそうだ。
今年4月に男子1500mで高校歴代2位の3分40秒36をマークし、6月の日本選手権で8位入賞を果たした佐藤圭汰(洛南3京都)は1500mと5000mの2種目にエントリー。1500m予選(3組目)がある初日から爆走を見せるか。このほか、初日には女子ハンマー投の高校記録保持者・村上来花(弘前実3青森)も試技順23番目で予選に登場する。
また、フィールド競技の予選通過標準記録も併せて発表された。2年前の沖縄大会と比較し、今季好記録が続出している男子走幅跳が10cm上昇した一方で、男子走高跳、投てき4種目、女子走幅跳、砲丸投の計7種目は通過ラインが下がった。
種目 | 男子 | 女子 |
走高跳 | 2m01 | 1m67 |
棒高跳 | 4m80 | ― |
走幅跳 | 7m20 | 5m75 |
三段跳 | 14m75 | ― |
砲丸投 | 15m10 | 12m65 |
円盤投 | 44m00 | 39m50 |
ハンマー投 | 55m50 | ― |
やり投 | 60m00 | 45m00 |
■バーの上げ方
<男子走高跳>
予選 1m92(練習)1m95、1m98、2m01
決勝 1m92、2m02(練習)1m97、2m00 以降3cm
<女子走高跳>
予選 1m58(練習)1m61、1m64、1m67
決勝 1m60、1m65(練習)1m64、1m67、1m70以降3cm
<男子棒高跳>
予選 4m50、4m70(練習)4m60、4m70、4m80
決勝 4m60、4m80(練習)4m70、4m80以降5cm
<女子棒高跳>
決勝 3m40、3m60、3m80(練習)3m40、3m50、3m60、3m70、3m80以降5cm
福井インターハイ特設サイト(全国高体連)
男子スタートリスト (pdfファイル)
女子スタートリスト (pdfファイル)

種目 | 男子 | 女子 |
走高跳 | 2m01 | 1m67 |
棒高跳 | 4m80 | ― |
走幅跳 | 7m20 | 5m75 |
三段跳 | 14m75 | ― |
砲丸投 | 15m10 | 12m65 |
円盤投 | 44m00 | 39m50 |
ハンマー投 | 55m50 | ― |
やり投 | 60m00 | 45m00 |
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.22
「体脂肪だけ独り歩きしてほしくない」100mH福部真子が警鐘 自身の経験から伝える月経と体重管理、体脂肪との向き合い方
「体脂肪のことだけが独り歩きしている感じがして…生理が止まっていると思われていそうで。中高生に悪影響を与えたくないんです。だからちゃんと伝えたいなって」 女子100mハードルの日本記録保持者で、パリ五輪セミファイナリスト […]
2025.05.22
【世界陸上プレイバック】―03年パリ―18歳・キプチョゲが大熱戦の5000mを制す 末續慎吾が200mで銅メダルの大偉業
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.05.22
JR九州・花谷そらが嗅神経芽細胞腫瘍を公表 「闘って完治してまた新たな花谷そらを」
JR九州の花谷そらが5月22日、嗅神経芽細胞腫瘍(きゅうしんけいがさいぼうしゅ)のステージ4の疾患があることを自身のSNSで公表した。 花谷は山口・聖光高出身。インターハイや全国高校駅伝への出場はなく、中国地区大会300 […]
2025.05.22
8月開催の日韓中ジュニア交流競技会代表 4/1~6/22の記録を対象に上位高校生から選考
日本陸連はこのほど、第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25日~27日/中国・内モンゴル自治区)の日本代表選手選考要項を公表した。 日・韓・中ジュニア交流競技会は日本、韓国、中国の3ヵ国で例年8月下旬に、持ち回りで […]
2025.05.22
個の力高い中大が最有力! 順大、大東大も戦力充実 前回上位・東海大、東洋大は!? 5月24日平塚決戦/全日本大学駅伝関東選考会展望
第57回全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会が5月24日に神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚で行われる。昨年度の本大会で8位までに入った國學院大、駒大、青学大、創価大、早大、城西大、立教大、帝京大がシード権を獲得。 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析