
6月10日、ダイヤモンドリーグ第3戦の「ゴールデン・ガラ」がフィレンツェ(イタリア)で開催され、男子5000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が12分48秒45の自己ベスト、今季世界最高で優勝。自身が持つ欧州のエリアレコードを塗り替え、欧州の選手として初めての12分台を達成した。インゲブリグトセンは2000年生まれの20歳。19年のドーハ世界選手権の1500mで4位、5000mで5位と2種目入賞を果たしている。東京五輪では1500mと5000mの日程が重なるため、1500mに照準を合わせる意向を示している。このレースには12分35秒36の世界記録を持つJ.チェプテゲイ(ウガンダ)も出場していたが、12分54秒69で6位だった。
女子1500mではS.ハッサン(オランダ)が3分53秒63で勝利。ハッサンは4日前の6日に10000mで29分06秒82の自己ベストで世界記録を樹立したばかりだが、8日にはL.ギデイ(エチオピア)がそれを上回る記録を(29分01秒03)叩き出すという波乱に富んだ1週間を経験した。19年ドーハでは1500mと10000mの2種目で金メダルを獲得したが、東京五輪では5000m、10000mの出場を計画している。
男子110mハードルは16年リオ五輪優勝のO.マクレオド(ジャマイカ)が今季世界最高の13秒01(-0.1)、女子100mハードルでは今季リストトップのJ.カマチョ-クイン(プエルトリコ)が12秒38(-0.8)でそれぞれ優勝し、いずれも大会新記録だった。
女子400mハードルを制したF.ボル(オランダ)は自己ベストの53秒44でオランダのナショナルレコードを更新。男子3000m障害はS.エル・バッカリ(モロッコ)が今季世界最高の8分08秒54で優勝した。
女子200mでは19年ドーハ世界選手権金メダルのD.アッシャー・スミス(英国)が22秒06(+0.2)のシーズンベストで快勝。女子円盤投は五輪2連覇(12年ロンドン、16年リオ)、世界選手権でも2度優勝しているS.ペルコビヴィチ(クロアチア)が68m31で優勝、こちらもシーズンベストだった。
6月下旬は多くの国で国内選手権が行われるため、次回のダイヤモンドリーグは7月1日にオスロ(ノルウェー)で行われる。
6月10日、ダイヤモンドリーグ第3戦の「ゴールデン・ガラ」がフィレンツェ(イタリア)で開催され、男子5000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が12分48秒45の自己ベスト、今季世界最高で優勝。自身が持つ欧州のエリアレコードを塗り替え、欧州の選手として初めての12分台を達成した。インゲブリグトセンは2000年生まれの20歳。19年のドーハ世界選手権の1500mで4位、5000mで5位と2種目入賞を果たしている。東京五輪では1500mと5000mの日程が重なるため、1500mに照準を合わせる意向を示している。このレースには12分35秒36の世界記録を持つJ.チェプテゲイ(ウガンダ)も出場していたが、12分54秒69で6位だった。
女子1500mではS.ハッサン(オランダ)が3分53秒63で勝利。ハッサンは4日前の6日に10000mで29分06秒82の自己ベストで世界記録を樹立したばかりだが、8日にはL.ギデイ(エチオピア)がそれを上回る記録を(29分01秒03)叩き出すという波乱に富んだ1週間を経験した。19年ドーハでは1500mと10000mの2種目で金メダルを獲得したが、東京五輪では5000m、10000mの出場を計画している。
男子110mハードルは16年リオ五輪優勝のO.マクレオド(ジャマイカ)が今季世界最高の13秒01(-0.1)、女子100mハードルでは今季リストトップのJ.カマチョ-クイン(プエルトリコ)が12秒38(-0.8)でそれぞれ優勝し、いずれも大会新記録だった。
女子400mハードルを制したF.ボル(オランダ)は自己ベストの53秒44でオランダのナショナルレコードを更新。男子3000m障害はS.エル・バッカリ(モロッコ)が今季世界最高の8分08秒54で優勝した。
女子200mでは19年ドーハ世界選手権金メダルのD.アッシャー・スミス(英国)が22秒06(+0.2)のシーズンベストで快勝。女子円盤投は五輪2連覇(12年ロンドン、16年リオ)、世界選手権でも2度優勝しているS.ペルコビヴィチ(クロアチア)が68m31で優勝、こちらもシーズンベストだった。
6月下旬は多くの国で国内選手権が行われるため、次回のダイヤモンドリーグは7月1日にオスロ(ノルウェー)で行われる。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.14
編集部コラム「今年も残り1か月半」
2025.11.14
地区高校駅伝 今週末は5ヵ所で開催 年末の都大路へ地区代表を懸けた激しい継走続々
2025.11.14
東京デフリンピックが明日開幕!湯上剛輝ら代表の陸上は17日から駒沢を主会場に熱戦
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.14
編集部コラム「今年も残り1か月半」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.11.14
地区高校駅伝 今週末は5ヵ所で開催 年末の都大路へ地区代表を懸けた激しい継走続々
全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝(地区大会)が明日11月15日、あさって16日、全国5ヵ所で開催される。 全国大会(12月21日/京都)は11月上旬までに終了した都道府県大会47代表に加え、昨年からは11地区の地 […]
2025.11.14
東京デフリンピックが明日開幕!湯上剛輝ら代表の陸上は17日から駒沢を主会場に熱戦
4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月15日に開幕する。デフリンピックは第1回大会が1924年と歴史が長く、今年が100周年の節目。日本での開催は初めてとなる。陸上競技は17 […]
2025.11.14
丹後大学駅伝の区間オーダー発表! 2区に各校のエース集結 56年ぶりV狙う関大は秋山翔太朗 関学大は関西IC1万mVの山下慶馬を登録
関西学連は11月14日、第87回関西学生駅伝(丹後駅伝/11月15日)の区間エントリーを発表した。 レースは今年も8区間74.7kmのコースで実施され、22校とオープン参加の青学大が出場する。 3連覇を目指す京産大は前回 […]
2025.11.14
八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表! 最終組に鈴木芽吹、田澤廉、篠原倖太朗が登場!
東日本実業団連盟は11月14日、「2025八王子ロングディスタンス」のスタートリストを発表した。同大会は男子10000mを中心とした競技会で、今年も有力選手がそろった。 最終組となるA組には、東京世界選手権代表の鈴木芽吹 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025