HOME ニュース、国内

2021.06.01

女子200mは兒玉芽生がサードベストの23秒72で競り勝つ/木南記念
女子200mは兒玉芽生がサードベストの23秒72で競り勝つ/木南記念


◇木南記念(6月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

サトウ食品日本グランプリシリーズの木南記念、女子200mは兒玉芽生(福岡大)が23秒72(-0.7)で優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

5月上旬の世界リレー女子4×100mで2走を務め、日本の4位入賞と東京五輪出場権獲得に貢献した兒玉。同じ世界リレーでアンカーを務めた鶴田玲美(南九州ファミリーマート)と競り合いながらも、0.07秒先着した。

兒玉は「23秒前半は行きたかったですね」と話しつつも「前半の加速は昨年より少し良かったです」と一定の手応えはつかんだ様子だ。

この春は個人種目よりも世界リレー出場に向けた日々を送ってきた。「リレーに懸けてきたことに後悔はなかった。昨年、日本選手権(100m)で優勝して引っ張らないといけないと思いましたし、(東京五輪の)可能性にはチャレンジしないといけないと思いました」。決して前評判は高くなかったが、世界リレー出場権を獲得すると、本大会では決勝に進み、2012年ロンドン大会以来の五輪切符を手にした。

世界リレー後、隔離期間を経て臨んだ初レースで自己3番目のタイムをマーク。個人レースとなれば、3月下旬の世界リレートライアル以来だ。「試合を重ねることでスピードやキレが増す」タイプと自己分析しているだけに、日本選手権はさらに好記録が臨めそうだ。

広告の下にコンテンツが続きます
◇木南記念(6月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居) サトウ食品日本グランプリシリーズの木南記念、女子200mは兒玉芽生(福岡大)が23秒72(-0.7)で優勝した。 5月上旬の世界リレー女子4×100mで2走を務め、日本の4位入賞と東京五輪出場権獲得に貢献した兒玉。同じ世界リレーでアンカーを務めた鶴田玲美(南九州ファミリーマート)と競り合いながらも、0.07秒先着した。 兒玉は「23秒前半は行きたかったですね」と話しつつも「前半の加速は昨年より少し良かったです」と一定の手応えはつかんだ様子だ。 この春は個人種目よりも世界リレー出場に向けた日々を送ってきた。「リレーに懸けてきたことに後悔はなかった。昨年、日本選手権(100m)で優勝して引っ張らないといけないと思いましたし、(東京五輪の)可能性にはチャレンジしないといけないと思いました」。決して前評判は高くなかったが、世界リレー出場権を獲得すると、本大会では決勝に進み、2012年ロンドン大会以来の五輪切符を手にした。 世界リレー後、隔離期間を経て臨んだ初レースで自己3番目のタイムをマーク。個人レースとなれば、3月下旬の世界リレートライアル以来だ。「試合を重ねることでスピードやキレが増す」タイプと自己分析しているだけに、日本選手権はさらに好記録が臨めそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.29

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第58回「学び多き人生~高校指導者との会話から~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第58回「学び多き人生~高校指導者との会話から~」 高温多湿はトレーニングにおいても、競技会に […]

NEWS 松田瑞生が女子ハーフ1時間9分48秒で制す 東京世界陸上マラソン代表の小林香菜5位 前田穂南は6位/函館マラソン

2025.06.29

松田瑞生が女子ハーフ1時間9分48秒で制す 東京世界陸上マラソン代表の小林香菜5位 前田穂南は6位/函館マラソン

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子と同時スタート(混合レース)した女子ハーフマラソンは、松田瑞生(ダイハツ)が1時間9分48秒で制した。 松田 […]

NEWS 男子ハーフ日本人学生トップは駒大・山川拓馬の3位 積極的なレースで自己ベスト更新/函館マラソン

2025.06.29

男子ハーフ日本人学生トップは駒大・山川拓馬の3位 積極的なレースで自己ベスト更新/函館マラソン

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子ハーフマラソンは、スティーブン・ムチーニ(創価大)が1時間1分08秒の大会新記録で優勝した。 日本人学生トッ […]

NEWS 男子ハーフはムチーニ大会新V 東京世界陸上マラソン代表・吉田祐也が自己新で2位/函館マラソン

2025.06.29

男子ハーフはムチーニ大会新V 東京世界陸上マラソン代表・吉田祐也が自己新で2位/函館マラソン

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子ハーフマラソンは、スティーブン・ムチーニ(創価大)が1時間1分08秒の大会新記録で優勝した。 2位には東京世 […]

NEWS 高校女子の部は立命館宇治が2年ぶりV!仙台育英A・Bとの熱戦をアンカー勝負で制す/全国男鹿駅伝

2025.06.28

高校女子の部は立命館宇治が2年ぶりV!仙台育英A・Bとの熱戦をアンカー勝負で制す/全国男鹿駅伝

全国男鹿駅伝は6月28日、秋田県男鹿市の男鹿総合運動公園をスタート・フィニッシュとするコースで行われ、5区間21.0975kmの高校女子の部は立命館宇治(京都)が1時間10分43秒で2年ぶりの優勝を飾った。 オープン参加 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top