日本選手権室内の2日目、男子走幅跳で橋岡優輝(日大)が8m19の室内日本記録を樹立して優勝した。
3回の試技を終え、「人生初」だという3回ファウル。「やっちまったなぁ、と。メンタルにきました」と振り返るように、地面に突っ伏して悔しがった。通常ならトップ8漏れとなるところ。だが、出場者が8人ということもあり、そのまま6回試技で試合が進められた。
4回目で少しリズムを取り戻すと、5回目に8mを超える大ジャンプ。表示された8m19は室内日本新。大学の恩師である森長正樹氏が1999年に樹立した室内日本記録8m07を22年ぶりに更新するもの。もちろん、恩師はこの日もスタンドでアドバイスを送っており、目の前で塗り替えて見せた。
「日本選手権室内に出るにあたり、森長先生の記録を抜くのが目標でした。なんとかクリアできて良かったです」と安堵の表情を浮かべる。
結果的に6回中5度のファウルだったものの、そのほとんどが8mライン前後に着地する跳躍は圧巻だった。助走のスタート部分が坂道だったのと、弾む床に苦戦し「感覚が変わってストライドも伸びてしまった」と、抜群の調整力を見せる橋岡をもってしても「いくら合わせてもファウルしてしまった」と、なかなか対応できない。
それでも5回目は「中盤以降に刻んでいく助走ができた」と納得のジャンプ。白旗が挙がり、記録が出ると珍しく大きなガッツポーズを見せた。
この冬は「空中動作でバランスが崩れてしまっていたので、体幹を中心にトレーニングしてきました。瞬間的な出力は上がった」と順調に過ごしてきたという。この大会でも「助走のムラがなくなってきて、いい形の助走ができていたので、踏み切りさえ合えば8mは超えられる」と手応えをつかんだ試技となったようだ。
春からは日大を卒業して、強豪・富士通へ。練習環境は変わらず、日大で森長コーチの元で競技を続けていく。「まずは屋外でも日本記録(8m40)を更新して、東京オリンピックでメダル獲得が目標です」。さらに高いレベルでの安定感を磨いた橋岡は、すでにその両方を確実に視界に捉えている。
◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール)日本選手権室内の2日目、男子走幅跳で橋岡優輝(日大)が8m19の室内日本記録を樹立して優勝した。3回の試技を終え、「人生初」だという3回ファウル。「やっちまったなぁ、と。メンタルにきました」と振り返るように、地面に突っ伏して悔しがった。通常ならトップ8漏れとなるところ。だが、出場者が8人ということもあり、そのまま6回試技で試合が進められた。4回目で少しリズムを取り戻すと、5回目に8mを超える大ジャンプ。表示された8m19は室内日本新。大学の恩師である森長正樹氏が1999年に樹立した室内日本記録8m07を22年ぶりに更新するもの。もちろん、恩師はこの日もスタンドでアドバイスを送っており、目の前で塗り替えて見せた。「日本選手権室内に出るにあたり、森長先生の記録を抜くのが目標でした。なんとかクリアできて良かったです」と安堵の表情を浮かべる。結果的に6回中5度のファウルだったものの、そのほとんどが8mライン前後に着地する跳躍は圧巻だった。助走のスタート部分が坂道だったのと、弾む床に苦戦し「感覚が変わってストライドも伸びてしまった」と、抜群の調整力を見せる橋岡をもってしても「いくら合わせてもファウルしてしまった」と、なかなか対応できない。それでも5回目は「中盤以降に刻んでいく助走ができた」と納得のジャンプ。白旗が挙がり、記録が出ると珍しく大きなガッツポーズを見せた。この冬は「空中動作でバランスが崩れてしまっていたので、体幹を中心にトレーニングしてきました。瞬間的な出力は上がった」と順調に過ごしてきたという。この大会でも「助走のムラがなくなってきて、いい形の助走ができていたので、踏み切りさえ合えば8mは超えられる」と手応えをつかんだ試技となったようだ。春からは日大を卒業して、強豪・富士通へ。練習環境は変わらず、日大で森長コーチの元で競技を続けていく。「まずは屋外でも日本記録(8m40)を更新して、東京オリンピックでメダル獲得が目標です」。さらに高いレベルでの安定感を磨いた橋岡は、すでにその両方を確実に視界に捉えている。RECOMMENDED おすすめの記事
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