HOME 高校

2021.03.18

青山華依が60mでU20室内新の7秒38でV!春から甲南大で日本一目指す/日本選手権室内
青山華依が60mでU20室内新の7秒38でV!春から甲南大で日本一目指す/日本選手権室内


◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール)

日本選手権室内の2日目、U20女子60m決勝が行われ、青山華依(大阪高3)が7秒38で優勝した。この記録はU20室内日本新、高校最高記録。従来の記録はこの大会で齋藤愛美(倉敷中央高3岡山、現・大阪成蹊大)が2018年にマークした7秒39だった。

スタートしてすぐは並んでおり、「前半は思うように動けなかった」と話すが、中盤以降はスルスルと抜け出し「しっかり伸ばせていけた」という。フィニッシュタイム7秒38で、「もう少し出したかった」と悔しがったが、地元大阪での高校最後のレースで花を添えた。

この冬は筋力アップを目指して取り組み、2、3日に1回走るという500mで基礎体力もアップ。「緊急事態宣言で、マスクをしながらドリルなどしたのも良かった」とはにかむ。シーズンインに向け、「少し練習量も足りていないかなと不安もありました」と言うものの、着実に成長している姿を見せた。

高校2年だった2019年の日本選手権100mで3位に入った青山。だが、昨年は両親ともに勝っているインターハイが中止となるなど悔しいシーズンとなり、自己記録11秒61も更新することができなかった。

春からは甲南大に進学。今年は東京五輪シーズンとなり、リレーでの代表入りなども目指せる位置にいるが、「まずは自己ベストを更新して、大学で日本インカレや日本選手権で優勝できるように頑張ります」と笑顔で締めくくった。

◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール) 日本選手権室内の2日目、U20女子60m決勝が行われ、青山華依(大阪高3)が7秒38で優勝した。この記録はU20室内日本新、高校最高記録。従来の記録はこの大会で齋藤愛美(倉敷中央高3岡山、現・大阪成蹊大)が2018年にマークした7秒39だった。 スタートしてすぐは並んでおり、「前半は思うように動けなかった」と話すが、中盤以降はスルスルと抜け出し「しっかり伸ばせていけた」という。フィニッシュタイム7秒38で、「もう少し出したかった」と悔しがったが、地元大阪での高校最後のレースで花を添えた。 この冬は筋力アップを目指して取り組み、2、3日に1回走るという500mで基礎体力もアップ。「緊急事態宣言で、マスクをしながらドリルなどしたのも良かった」とはにかむ。シーズンインに向け、「少し練習量も足りていないかなと不安もありました」と言うものの、着実に成長している姿を見せた。 高校2年だった2019年の日本選手権100mで3位に入った青山。だが、昨年は両親ともに勝っているインターハイが中止となるなど悔しいシーズンとなり、自己記録11秒61も更新することができなかった。 春からは甲南大に進学。今年は東京五輪シーズンとなり、リレーでの代表入りなども目指せる位置にいるが、「まずは自己ベストを更新して、大学で日本インカレや日本選手権で優勝できるように頑張ります」と笑顔で締めくくった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.13

ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 前回、3区区間2位の力走を見せたものの、青学大・太田蒼生(4年)との競り合いに敗れた佐藤圭 […]

NEWS 箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

2024.12.13

箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 藤田監督は「前回は出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した状態で迎え、青山学院に負けて準優勝でした […]

NEWS 國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

2024.12.13

國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]

NEWS 國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

2024.12.13

國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に前田監督が報道陣の合同取材に応じた。 前田監督は壮行会を振り返り、「すごい人数でビックリし […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

2024.12.13

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇した。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した國學院大。多くのファン・学生が壮行会を見守り、その注目度の高さ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top