短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム、走幅跳の橋岡優輝(日大)、元七種競技選手で現在は7人制ラグビーで活躍する大竹風美子らが、新型コロナウイルスの影響下で「次世代の子供達へ選手自身の想いを伝えたい」という考えから、マスクなど支援品を配布することを発表した。
昨年5月に、アスリートのマネジメント事業を中心に活動する株式会社UDN SPORTSと契約するサッカーの香川真司らが発足した「#つなぐ」プロジェクトの一環で、昨年は全国の学童や医療従事者、選手にゆかりのある地域へ20万枚のマスクなどを配布している。今回は、サニブラウン、橋岡、大竹のほかに、楢崎智亜(クライミング)、長谷川唯(サッカー)、湯田葉月(フィールドホッケー)の6人が話し合い、各出身校の在校生および職員全員にマスクとリストバンド、メッセージレターを配布することを決めた。橋岡は「アスリートとしてこのような支援ができることをうれしく思います」とコメントし、活動を通して「社会全体の支援の輪が広がり、明るいニュースを届けられれば」としている。
選手コメント
●サニブラウン アブデル ハキーム
「このような状況の中、お世話になった母校の生徒たちに対して何かできることはないか自分たちで考え、マスク、リストバンド、メッセージレターを配布することにしました。このような支援の輪が広がっていくことを祈っています」
●橋岡優輝
「満足に活動もできていない母校の生徒に対して、アスリートとしてこのような支援ができることを嬉しく思います。社会全体に支援の輪が広がり、明るいニュースを届けられればいいなと思います。また、自分自身でも発信をして積極的に活動していきたいです」
●大竹風美子
「今回、このようなコロナ禍で、大変な思いをしている母校の子どもたちに、マスクを配布させていただくことになりました。これからも、少しでも皆さんにスポーツの力で明るいニュースを届けられるよう頑張っていきたいと思います」
●楢﨑智亜
「大変な思いをしている方がたくさんいる中、アスリートとして何ができるか考えました。結果を出して明るいニュースを届けることもそうですが、このような支援活動など、自分にできることから積極的に取り組みたいと思います」
●長谷川唯
「自分がお世話になった母校の生徒たちに何かできないか考えました。 アスリートが中心になってマスクやリストバンドなどを寄付し、少しでも皆さんとのつながりを意識できればと思います」
●湯田葉月
「母校の子供たちがこのような支援活動でアスリートたちとのつながりを感じ、喜んでもらえると嬉しいです。今後も社会に対して自分にできることは何か考えて活動していきたいです」
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
-
2025.10.20
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]
2025.10.20
デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]
2025.10.20
ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの初戦ゾルノツァ国際クロスが10月19日、スペインで開催され、男子(8.7km)はE.ハファシマナ(ブルンジ)が25分50秒、女子(8.7km)はL.アメバウ(エチオピア) […]
2025.10.20
トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン
アムステルダムマラソンが10月19日、オランダで開催され、男子はG.トロイティチ(ケニア)が2時間3分30秒で、女子はA.デスタ(エチオピア)が2時間17分37秒で優勝した。 男子優勝のトロイティチは今年の東京マラソンで […]
2025.10.20
其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン
10月19日、オランダでアムステルダムマラソンが行われ、ブダペスト世界選手権代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分33秒で16位に入った。 其田はスタートから1km3分を切るペースを刻む先頭集団につけ、5kmを14分3 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望