◇天皇賜盃第95回日本学生陸上競技対校選手権(9月5~7日/神奈川・日産スタジアム)3日目
学生ナンバー1を争う日本インカレの3日目が行われ、男子3000m障害は佐々木哲(早大)が8分44秒46で初優勝した。
駅伝シーズンに向けて合宿を積んでいた佐々木は「あんまり出る予定はなかった」としつつ、4年生の中距離陣が走る最後の舞台に「自分も一緒に走りたい」と触発されて出場を決めた。
ピーキングはしておらず、「苦しい展開になるとは思っていました」。序盤は先頭に出るも集団の中で、1000mを3分01秒で通過する。残り3周ほどで少しずつペースを引き上げ、2000mは5分59秒で推移する。
「段階的にスパートを入れていくかたちで行けました」と辻昂介(順大)を振り切り、最後の直線で山﨑草太(中大)の猛追を受けるも逃げ切った。
「気持ちが一番強い人間が勝つと思っていました。最後まで折れずに走り切れました」と佐々木。昨年はケガもあった夏合宿の消化状況も順調で、「(駅伝では)走る機会をいただいた時に、しっかり調整して良いレースをしたいです」と謙虚に語った。
8分44秒93で2位の山﨑は駅伝主務もこなしながら、今季は日本選手権にも出場して12位。夏合宿も一部練習に混じって走ったという。
北海道・紋別での合宿を2日前に終えたばかりで、「調子がまったく上がらなくて、最低限の走りができたらという思いで挑んで、こんな良い結果で走ることができて驚いています」と話していた。
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