HOME 高校

2026.08.05

NEWS
男子・洛南が総合V3、エース不在も“らしさ”見せ総合力で通算13度で過去最多更新/滋賀IH
男子・洛南が総合V3、エース不在も“らしさ”見せ総合力で通算13度で過去最多更新/滋賀IH

八種競技を制した北村澪音(26年インターハイ)

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)

高校アスリートの祭典、インターハイが行われ、学校対抗の男子は洛南(京都)が47点を積み上げて3連覇を達成した。通算でも史上最多を更新する13度目となる。

広告の下にコンテンツが続きます

400mハードルで日本選手権を制してアジア大会代表となった2年生エースの後藤大樹。インターハイには110mハードルと個人2種目で資格を得て、さらにはリレー2種目とも主力だった。しかし、日程の関係でU20世界選手権(米国オレゴン州ユージン)への出場を優先。大エース不在でインターハイを戦った。

そこは洛南らしさ。まさに総合力で挑む。

主将を務める土井カハル(3年)が100mで4位。ハイレベルなレースでしっかり入賞をつかむと、1500mでは3位の稲垣翔馴(2年)を筆頭にトリプル入賞で13点の大量得点奪取に成功する。お家芸の4×100mリレーは総合争いでもライバルとなった市船橋(千葉)にわずか及ばなかったが2位を死守した。三段跳では400mハードルでアジア選手権代表の瀧野未来(立命大)の弟・瀧野大地(2年)が4回目に起死回生のジャンプで3位に食い込んだのも勢いをつけた。

そして、八種競技。1日4種目を戦うキング決定戦だが、暑熱対策により夕方からの競技開始とあって、種目間の時間が短く誰にとっても苦しい2日間だった。そうしたなか、過密日程と優勝候補のプレッシャーをはねのけたのが北村澪音(3年)。最終種目1500mまでわからない接戦を制し、5932点で頂点に立った。その北村は、後藤が出国前に思いを込めて託したユニフォームをまとって戦った。この戦いぶりは、遠く離れた米国にも届くだろう。

大エースが不在。決して順調な戦いぶりではなかった。連覇が懸かった最終種目の4×400mリレーではバトンを落として失格に。それでも勝ち切るのが洛南。先輩たちから代々と思いが継承され、1年かけて総合優勝を目指して日々努力を重ねる。だから、洛南は洛南であり続ける。

これでチーム3度目の3連覇(※20年中止を挟む)。閉会式が22時を回る異例の大会。しばしの喜びのつかの間、明日から来年の神奈川インターハイで史上初の4連覇に向けてまた1歩目を踏み出す。

学校対抗結果
●男総合子
洛南(京都) 47点
市立船橋(千葉) 34点
西京(京都) 17点
●女子総合
東海大相模(神奈川) 33点
佐久長聖(長野) 30 点
中京大中京(愛知) 26.5点

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム) 高校アスリートの祭典、インターハイが行われ、学校対抗の男子は洛南(京都)が47点を積み上げて3連覇を達成した。通算でも史上最多を更新する13度目となる。 400mハードルで日本選手権を制してアジア大会代表となった2年生エースの後藤大樹。インターハイには110mハードルと個人2種目で資格を得て、さらにはリレー2種目とも主力だった。しかし、日程の関係でU20世界選手権(米国オレゴン州ユージン)への出場を優先。大エース不在でインターハイを戦った。 そこは洛南らしさ。まさに総合力で挑む。 主将を務める土井カハル(3年)が100mで4位。ハイレベルなレースでしっかり入賞をつかむと、1500mでは3位の稲垣翔馴(2年)を筆頭にトリプル入賞で13点の大量得点奪取に成功する。お家芸の4×100mリレーは総合争いでもライバルとなった市船橋(千葉)にわずか及ばなかったが2位を死守した。三段跳では400mハードルでアジア選手権代表の瀧野未来(立命大)の弟・瀧野大地(2年)が4回目に起死回生のジャンプで3位に食い込んだのも勢いをつけた。 そして、八種競技。1日4種目を戦うキング決定戦だが、暑熱対策により夕方からの競技開始とあって、種目間の時間が短く誰にとっても苦しい2日間だった。そうしたなか、過密日程と優勝候補のプレッシャーをはねのけたのが北村澪音(3年)。最終種目1500mまでわからない接戦を制し、5932点で頂点に立った。その北村は、後藤が出国前に思いを込めて託したユニフォームをまとって戦った。この戦いぶりは、遠く離れた米国にも届くだろう。 大エースが不在。決して順調な戦いぶりではなかった。連覇が懸かった最終種目の4×400mリレーではバトンを落として失格に。それでも勝ち切るのが洛南。先輩たちから代々と思いが継承され、1年かけて総合優勝を目指して日々努力を重ねる。だから、洛南は洛南であり続ける。 これでチーム3度目の3連覇(※20年中止を挟む)。閉会式が22時を回る異例の大会。しばしの喜びのつかの間、明日から来年の神奈川インターハイで史上初の4連覇に向けてまた1歩目を踏み出す。 学校対抗結果 ●男総合子 洛南(京都) 47点 市立船橋(千葉) 34点 西京(京都) 17点 ●女子総合 東海大相模(神奈川) 33点 佐久長聖(長野) 30 点 中京大中京(愛知) 26.5点

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.08.05

男子・洛南が総合V3、エース不在も“らしさ”見せ総合力で通算13度で過去最多更新/滋賀IH

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム) 高校アスリートの祭典、インターハイが行われ、学校対抗の男子は洛南(京都)が47点を積み上げて3連覇を達成した。通算でも史上最多を更新す […]

NEWS 110mH髙城昊紀が念願の高校日本一!向かい風でも13秒90、高校陸上の集大成に「やっと優勝できた」/滋賀IH

2026.08.05

110mH髙城昊紀が念願の高校日本一!向かい風でも13秒90、高校陸上の集大成に「やっと優勝できた」/滋賀IH

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)7日目 高校アスリートの祭典、インターハイの最終日に男子110mハードル決勝が行われ、髙城昊紀(宮崎西3)が13秒90(-1.2)で念願 […]

NEWS 「実感が湧かない」吉永優衣が19年ぶり100mと100mH2冠「ハードルのために…」喜び爆発/滋賀IH

2026.08.05

「実感が湧かない」吉永優衣が19年ぶり100mと100mH2冠「ハードルのために…」喜び爆発/滋賀IH

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)7日目 高校アスリートの祭典、インターハイの最終日に女子100mハードル決勝が行われ、吉永優衣(長崎日大3)が13秒44(-2.1)をマ […]

NEWS 吉永優衣がハードル女王!寺田明日香以来、史上2人目の100mと100mH2冠/滋賀IH

2026.08.05

吉永優衣がハードル女王!寺田明日香以来、史上2人目の100mと100mH2冠/滋賀IH

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)7日目 高校アスリートの祭典、インターハイの最終日に女子100mハードル決勝が行われ、吉永優衣(長崎日大3)が13秒44(-2.1)をマ […]

NEWS 髙村比呂飛がトーエネックを退部 日体大時代に日本IC1500mV「多くの経験をさせていただいた」

2026.08.05

髙村比呂飛がトーエネックを退部 日体大時代に日本IC1500mV「多くの経験をさせていただいた」

トーエネック陸上競技部は7月末付で髙村比呂飛が退部することを発表した。 高村は福井・敦賀気比高から日体大へ進学し、主に中距離で活躍。1500mで2年時に3分42秒76をマークすると、3、4年時には関東インカレ1500mで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年8月号 (7月14日発売)

2026年8月号 (7月14日発売)

別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧

page top