2026.06.17
世界陸連(WA)は6月16日、女子選手の妊娠・出産・競技復帰にかかわる新プロジェクトを立ち上げることを発表した。CARES(The Childbirth And Return in Elite Sport)プロジェクトと銘打っている。
このプロジェクトはアスリートの視点に基づいた科学的研究と政策策定を組み合わせたもの。その一環として、2019年1月1日以降に妊娠を経験したアスリートを対象としたアンケートを実施する。また、妊娠経験のない選手にもアンケートを行う。
WAのセバスチャン・コー会長は「CARESプロジェクトは、妊娠を経験したアスリートが競技復帰に際して障壁に直面しないようにするための次の一歩。選手自身がこの取り組みの原動力となることも重要」と述べている。
WAの選手委員会会長で、2007年から2013年まで世界選手権女子砲丸投を4連覇したヴァレリー・アダムス氏(ニュージーランド)は「私がキャリアを開始した頃は、スポンサー打ち切りを恐れて妊娠しても知らせたくないものだった。自分が2児の母として現役を退くまでの間に、出産後もエリートレベルで活躍する女性アスリートが増えており、この分野での取り組みが、女子選手の競技キャリアだけでなく、人生設計にも意欲をもたらすことを願っている」とコメントした。
アンケート調査はWAの競技ランキングに含まれるすべての女子選手を対象とし、9月30日まで実施される。
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