2025.10.30
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場権を懸けた都道府県予選が各地で開催されている。10月30日までに11道県で代表チームが決まった。
福島県は船引が男女そろって優勝を果たした。男子は1区8位から徐々に順位を上げ、2位でアンカーの三輪奈槻(3年)に中継。今年の全中1500m4位の三輪は、3kmを8分47秒で走破し、33秒差を逆転。11年ぶり3回目の全国出場を決めた。昨年の全国大会9位の女子は、2区・箭内さくら(3年)が区間賞の走りで首位に立つと、残る3区間も区間1位でつなぎ、2年連続2回目の全国へ駒を進めた。
富山県の女子では23年、24年と2年連続で全国大会2位に入っている大沢野が、3区・澤田優杏(2年)が区間賞でトップに浮上。5区を務めた澤田優菜(2年)も区間1位と力走し、4年連続9回目の優勝を飾った。また男子は雄山が6年ぶり7回目の全国出場を決めた。
山形は全国常連の山形十が男女ともに優勝。北海道の男子は北見高栄、女子の千歳富丘がそれぞれ初優勝を成し遂げ、このほか福井の女子は、第1回大会出場の小浜二が22年ぶり8回目の全国出場を決めた。
全国大会には都道府県予選を勝ち抜いたチームに、開催枠(滋賀県)を加えた男女48校が参加。11月には残る36府県で開催され、11月16日に全出場校が出そろう。全国大会は12月14日に滋賀県の希望が丘文化公園で行われる。
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