HOME 高校

2025.10.03

NEWS
少年A5000m・新妻遼己13分35秒33で自己新V インターハイとの日本人長距離2冠は1991年渡辺康幸以来/滋賀国スポ
少年A5000m・新妻遼己13分35秒33で自己新V インターハイとの日本人長距離2冠は1991年渡辺康幸以来/滋賀国スポ

滋賀国スポ少年A5000mを優勝した新妻遼己

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 1日目

滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、少年A5000mは、新妻遼己(兵庫・西脇工高3)が自己ベストの13分35秒33で優勝を果たした。

広島インターハイ5000mで日本人選手として、33年ぶりに優勝した新妻。スタートして飛び出すと、最初の1周を64秒で通過する。そのあと、ジェームス・カルリ(青森・青森山田高3)とフェリックス・ムティアニ(山梨・山梨学院高3)に五十嵐新太(茨城・水城高3)がつく展開となる。

広告の下にコンテンツが続きます

その後1900m付近でカルリがトップに立ち、3000mではムティアニと五十嵐が離れ、2人のマッチレースとなる。カルリは途中、何度か外側に出て、新妻に先頭を譲ろうとするが、新妻は前に出ず、勝負の時を探った。

ラスト1周の鐘がなり、新妻がトップに立ったのが残り300m。カルリも粘るが、新妻がそのまま、1位でフィニッシュした。

新妻のこれまでのベストは昨年11月末に出した13分41秒68。これを6秒35更新し、国体時代を含めた日本人最高タイムとなる。

広告の下にコンテンツが続きます

日本人選手がインターハイと国体の両方で長距離種目を制したのは、1991年の渡辺康幸(千葉・市船橋高/現・住友電工監督)以来34年ぶり。なお、1991年石川国体の少年Aは10000mだった。

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 1日目 滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、少年A5000mは、新妻遼己(兵庫・西脇工高3)が自己ベストの13分35秒33で優勝を果たした。 広島インターハイ5000mで日本人選手として、33年ぶりに優勝した新妻。スタートして飛び出すと、最初の1周を64秒で通過する。そのあと、ジェームス・カルリ(青森・青森山田高3)とフェリックス・ムティアニ(山梨・山梨学院高3)に五十嵐新太(茨城・水城高3)がつく展開となる。 その後1900m付近でカルリがトップに立ち、3000mではムティアニと五十嵐が離れ、2人のマッチレースとなる。カルリは途中、何度か外側に出て、新妻に先頭を譲ろうとするが、新妻は前に出ず、勝負の時を探った。 ラスト1周の鐘がなり、新妻がトップに立ったのが残り300m。カルリも粘るが、新妻がそのまま、1位でフィニッシュした。 新妻のこれまでのベストは昨年11月末に出した13分41秒68。これを6秒35更新し、国体時代を含めた日本人最高タイムとなる。 日本人選手がインターハイと国体の両方で長距離種目を制したのは、1991年の渡辺康幸(千葉・市船橋高/現・住友電工監督)以来34年ぶり。なお、1991年石川国体の少年Aは10000mだった。

滋賀国スポ少年男子A5000m入賞者

1位 新妻遼己(兵庫・西脇工高3)  13.35.33 2位 J.カルリ(青森・青森山田高3) 13.35.85 3位 首藤海翔(岡山・倉敷高3)   13.44.74 4位 吉田星(北海道・東海大札幌高2)13.47.84 5位 今村仁(佐賀・鳥栖工高3)   13.48.83 6位 五十嵐新太(茨城・水城高3)  13.49.50 7位 山本聖也(高知・高知農高3)  13.50.88 8位 土間董哉(広島・世羅高3)   13.51.72

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.03

新妻遼己が少年A5000m制覇「留学生に勝ち切れたのは自信」次は駅伝「都大路1区で勝負できるように」/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)1日目 滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、少年A5000mは、新妻遼己(兵庫・西脇工高3)が13分35秒33の […]

NEWS 少年A5000m・新妻遼己13分35秒33で自己新V インターハイとの日本人長距離2冠は1991年渡辺康幸以来/滋賀国スポ

2025.10.03

少年A5000m・新妻遼己13分35秒33で自己新V インターハイとの日本人長距離2冠は1991年渡辺康幸以来/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 1日目 滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、少年A5000mは、新妻遼己(兵庫・西脇工高3)が自己ベストの13 […]

NEWS 800m東京世界陸上代表・落合晃が決勝進出 44年ぶり地元開催「声援を背にしっかり走れた」/滋賀国スポ

2025.10.03

800m東京世界陸上代表・落合晃が決勝進出 44年ぶり地元開催「声援を背にしっかり走れた」/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)1日目 滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、成年男子800m予選2組に出場した落合晃(滋賀・駒大)は1分48秒8 […]

NEWS 800m・久保凛が予選1着通過「自分のリズムで走れた」東京世界陸上で貴重な経験「決勝は57~58秒で入るチャレンジを」/滋賀国スポ

2025.10.03

800m・久保凛が予選1着通過「自分のリズムで走れた」東京世界陸上で貴重な経験「決勝は57~58秒で入るチャレンジを」/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 1日目 滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、少年女子A800m予選2組に出場した久保凛(大阪・東大阪大敬愛高3 […]

NEWS 女子三段跳・髙島真織子 22年ぶりの大会新で今季締めくくり「成長はできた1年」/滋賀国スポ

2025.10.03

女子三段跳・髙島真織子 22年ぶりの大会新で今季締めくくり「成長はできた1年」/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 1日目 滋賀国スポ・陸上競技の1日目が行われ、成年女子三段跳は東京世界選手権代表の髙島真織子(福岡・クラフティア […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top