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2025.09.26

栁田大輝10秒13!東京世界陸上4継6位入賞から5日後、井上直紀と100mオープン出場「ケガなく終われて良かった」/全日本実業団
栁田大輝10秒13!東京世界陸上4継6位入賞から5日後、井上直紀と100mオープン出場「ケガなく終われて良かった」/全日本実業団

男子100m予備予選に出場した栁田大輝と井上直紀

◇第73回全日本実業団対抗選手権(9月26日~28日/山口市・維新みらいふスタジアム)

全日本実業団対抗選手権の1日目が行われ、男子100m予備予選1組に東京世界陸上4×100mリレー6位入賞メンバーの栁田大輝(東洋大)がオープン参加で出場し、10秒13(+0.3)をマークした。

実業団の日本一を決める大会だが、2組に出場した同じ東京世界陸上4×100mリレー代表の井上直紀(早大)とともにオープン枠として参加が認められた。栁田も「100mを走ってシーズンを締めくくりたい」という思いから、世界陸上から5日後の今大会への参戦を決めた。

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序盤から力強い加速を見せ、後半も伸びやかなストライドで抜け出してフィニッシュ。10秒1台前半のタイムを叩き出し、「ケガせずに走り切れて良かったです」と笑顔がのぞく。

東京世界陸上では10秒00の参加標準記録を突破したものの、個人での代表入りはかなわず。リレーでの代表入りとなり、本番では予選、決勝ともに2走を務めて2大会連続入賞に貢献した。

大学ラストイヤーも大詰め。来季からは学生からシニアへ、新たなステージでの戦いが待っている。

「来年はアジア大会ですが、しっかりと1年1年大事に力をつけて、2年後の世界陸上に向けて個人種目でも、リレーでも、決勝で先頭争いをできるような選手になっていきたい」

栁田はそう、言葉に力を込めた。

井上も自己4番目の10秒16(+0.8)で1着。本番での出場はかなわなかったが、バックアップメンバーとしての準備が万端だったことを証明した。

◇第73回全日本実業団対抗選手権(9月26日~28日/山口市・維新みらいふスタジアム) 全日本実業団対抗選手権の1日目が行われ、男子100m予備予選1組に東京世界陸上4×100mリレー6位入賞メンバーの栁田大輝(東洋大)がオープン参加で出場し、10秒13(+0.3)をマークした。 実業団の日本一を決める大会だが、2組に出場した同じ東京世界陸上4×100mリレー代表の井上直紀(早大)とともにオープン枠として参加が認められた。栁田も「100mを走ってシーズンを締めくくりたい」という思いから、世界陸上から5日後の今大会への参戦を決めた。 序盤から力強い加速を見せ、後半も伸びやかなストライドで抜け出してフィニッシュ。10秒1台前半のタイムを叩き出し、「ケガせずに走り切れて良かったです」と笑顔がのぞく。 東京世界陸上では10秒00の参加標準記録を突破したものの、個人での代表入りはかなわず。リレーでの代表入りとなり、本番では予選、決勝ともに2走を務めて2大会連続入賞に貢献した。 大学ラストイヤーも大詰め。来季からは学生からシニアへ、新たなステージでの戦いが待っている。 「来年はアジア大会ですが、しっかりと1年1年大事に力をつけて、2年後の世界陸上に向けて個人種目でも、リレーでも、決勝で先頭争いをできるような選手になっていきたい」 栁田はそう、言葉に力を込めた。 井上も自己4番目の10秒16(+0.8)で1着。本番での出場はかなわなかったが、バックアップメンバーとしての準備が万端だったことを証明した。

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