◇第73回全日本実業団対抗選手権(9月26日~28日/山口市・維新みらいふスタジアム)
全日本実業団対抗選手権の1日目が行われ、男子100m予備予選1組に東京世界陸上4×100mリレー6位入賞メンバーの栁田大輝(東洋大)がオープン参加で出場し、10秒13(+0.3)をマークした。
実業団の日本一を決める大会だが、2組に出場した同じ東京世界陸上4×100mリレー代表の井上直紀(早大)とともにオープン枠として参加が認められた。栁田も「100mを走ってシーズンを締めくくりたい」という思いから、世界陸上から5日後の今大会への参戦を決めた。
序盤から力強い加速を見せ、後半も伸びやかなストライドで抜け出してフィニッシュ。10秒1台前半のタイムを叩き出し、「ケガせずに走り切れて良かったです」と笑顔がのぞく。
東京世界陸上では10秒00の参加標準記録を突破したものの、個人での代表入りはかなわず。リレーでの代表入りとなり、本番では予選、決勝ともに2走を務めて2大会連続入賞に貢献した。
大学ラストイヤーも大詰め。来季からは学生からシニアへ、新たなステージでの戦いが待っている。
「来年はアジア大会ですが、しっかりと1年1年大事に力をつけて、2年後の世界陸上に向けて個人種目でも、リレーでも、決勝で先頭争いをできるような選手になっていきたい」
栁田はそう、言葉に力を込めた。
井上も自己4番目の10秒16(+0.8)で1着。本番での出場はかなわなかったが、バックアップメンバーとしての準備が万端だったことを証明した。
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