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2025.09.21

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前田穂南は2時間24分36秒の9位 24年大阪以来の復帰戦で力走/ベルリンマラソン
前田穂南は2時間24分36秒の9位 24年大阪以来の復帰戦で力走/ベルリンマラソン

24年大阪国際女子マラソンで日本記録を樹立した前田穂南

9月21日、ドイツで第51回ベルリンマラソンが行われ、女子では前田穂南(天満屋)が2時間24分36秒の9位でフィニッシュした。

前田は昨年1月の大阪国際女子で2時間18分59秒の日本記録を樹立し、パリ五輪の代表に内定。しかし、五輪への調整段階で右大腿骨の疲労骨折が判明して、本番は欠場を余儀なくされた。

その後は5ヵ月以上の期間を治療にあて、今年5月の「Tokyo:Speed:Race」で約1年ぶりの実戦に復帰。6月末の函館マラソンのハーフの部で6位に入り、復活の足がかりとしていた。

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レースではアフリカ勢の作る先頭争いには加わらず後方集団で5kmを16分34秒で通過。中間点は1時間10分14秒と27年秋開催予定のMGCの出場権が得られる2時間23分30秒を上回るペースで進めた。

25km以降は5kmごとのスプリットを17分台後半にまで落としながらも最後まで力走。MGCへの出場権獲得はならなかったが、24年1月の大阪国際女子以来のマラソン完走を果たした。

レースはは青森山田高出身のR.ワンジル(ケニア)が2時間21分05秒で優勝。ワールドマラソンメジャーズ2勝目を挙げた。

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9月21日、ドイツで第51回ベルリンマラソンが行われ、女子では前田穂南(天満屋)が2時間24分36秒の9位でフィニッシュした。 前田は昨年1月の大阪国際女子で2時間18分59秒の日本記録を樹立し、パリ五輪の代表に内定。しかし、五輪への調整段階で右大腿骨の疲労骨折が判明して、本番は欠場を余儀なくされた。 その後は5ヵ月以上の期間を治療にあて、今年5月の「Tokyo:Speed:Race」で約1年ぶりの実戦に復帰。6月末の函館マラソンのハーフの部で6位に入り、復活の足がかりとしていた。 レースではアフリカ勢の作る先頭争いには加わらず後方集団で5kmを16分34秒で通過。中間点は1時間10分14秒と27年秋開催予定のMGCの出場権が得られる2時間23分30秒を上回るペースで進めた。 25km以降は5kmごとのスプリットを17分台後半にまで落としながらも最後まで力走。MGCへの出場権獲得はならなかったが、24年1月の大阪国際女子以来のマラソン完走を果たした。 レースはは青森山田高出身のR.ワンジル(ケニア)が2時間21分05秒で優勝。ワールドマラソンメジャーズ2勝目を挙げた。

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