HOME 国内、世界陸上、日本代表
女子やり投・上田百寧は60m49で予選全体13位 3投目惜しくもファウル「良い投げだったと自分でも感じた」/東京世界陸上
女子やり投・上田百寧は60m49で予選全体13位 3投目惜しくもファウル「良い投げだったと自分でも感じた」/東京世界陸上

東京世界陸上女子やり投予選で全体13位だった上田百寧

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)7日目

東京世界陸上7日目のイブニングセッションが行われ、女子やり投予選A組の上田百寧(ゼンリン)は60m49で組7位、B組の結果を受けて全体13位となったため決勝進出はならなかった。

3回目の世界陸上で、「すごく楽しんでできました。3回目の今回が1番自分に集中できていましたし、自分らしい投げができたと思います」。上田はそう実感を込めて話した。

広告の下にコンテンツが続きます

1投目は「競技場の雰囲気や、少し緊張もありました」と話すように、57m18とやや伸び悩んだが、2投目は本調子ではない北口榛花(JAL)をわずかに上回る60m49をマークする。

さらに、3投目はさらに飛距離が出たように見えたが、勢い余ってわずかにファウルとなってしまった。「本当に良い投げだったというのは自分でも感じました」と惜しい投てきとなった。

22年オレゴン、23年ブダペストの両大会で代表入りを果たしたが、オレゴン直前に膝の靱帯を断裂する大ケガを負った26歳。大会後には手術に踏み切って復活した。パリ五輪では北口とともに決勝に進んで10位。今年8月のアジア投てき選手権では4年ぶりの自己新(62m20)で、金メダルに輝いていた。

昨年のパリに続く決勝進出はならなかったが、「自分でも落ち着いていると感じながらやれていました。選手として成長できたと感じています」。悔しさの中にも充実感も漂わせ、会場を後にした。

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)7日目 東京世界陸上7日目のイブニングセッションが行われ、女子やり投予選A組の上田百寧(ゼンリン)は60m49で組7位、B組の結果を受けて全体13位となったため決勝進出はならなかった。 3回目の世界陸上で、「すごく楽しんでできました。3回目の今回が1番自分に集中できていましたし、自分らしい投げができたと思います」。上田はそう実感を込めて話した。 1投目は「競技場の雰囲気や、少し緊張もありました」と話すように、57m18とやや伸び悩んだが、2投目は本調子ではない北口榛花(JAL)をわずかに上回る60m49をマークする。 さらに、3投目はさらに飛距離が出たように見えたが、勢い余ってわずかにファウルとなってしまった。「本当に良い投げだったというのは自分でも感じました」と惜しい投てきとなった。 22年オレゴン、23年ブダペストの両大会で代表入りを果たしたが、オレゴン直前に膝の靱帯を断裂する大ケガを負った26歳。大会後には手術に踏み切って復活した。パリ五輪では北口とともに決勝に進んで10位。今年8月のアジア投てき選手権では4年ぶりの自己新(62m20)で、金メダルに輝いていた。 昨年のパリに続く決勝進出はならなかったが、「自分でも落ち着いていると感じながらやれていました。選手として成長できたと感じています」。悔しさの中にも充実感も漂わせ、会場を後にした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.04

千葉男子は常盤松が2年ぶり全国切符 山梨は男子の塩山が32年ぶり 女子は櫛形が20回目の全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場権を懸けた県大会が、11月1日から3日にかけ、6県で行われた。 1日に行われた千葉県男子は、常盤松が2年ぶり2回目の全国出場を決めた。1区・池田佳十(3年)が区間4位で滑 […]

NEWS 埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

2025.11.04

埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた埼玉県高校駅伝が11月4日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周辺コースで行われ、埼玉栄が男女Vを果たした。女子(5区間21.0975km)は1時間8分28秒で3年連続28回目の制覇。男子(7区間 […]

NEWS 東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

2025.11.04

東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた神奈川県高校駅伝が11月3日、横浜市の日産フィールド小机及び付設ハーフマラソンコースで行われた。男子(7区間42.4km)は、東海大相模が大会新となる2時間4分24秒で4年ぶり3回目、女子(5 […]

NEWS 2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

2025.11.04

2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

この度、そのシーズンで最も輝きを放ったアスリートを表彰する 「GetsurikuAwards」 を今年も開催します! コンセプトは「最優秀」や「MVP(最も価値のある)」選手ではなく、その年に『最も輝きを放った選手=Cr […]

NEWS 平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

2025.11.04

平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた島根県高校駅伝は11月2日、浜山公園陸上競技場で行われ、男女ともに平田が制した。女子(5区間21.0975km)は1時間15分41秒で2年連続16回目の優勝。男子(7区間42.195km)は2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top