◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 6日目
東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の組6着となり、決勝進出はならなかった。
23年ブダペスト大会、昨年のパリ五輪に続いて準決勝に駒を進めた鵜澤。予選のレベルの高さから、ルーティンだった選手紹介のポーズも“前倒し”して準決勝で披露した。「Puls Ultra、さらに向こうへっという意味です」。鵜澤の愛する『僕のヒーローアカデミア』のキャッチコピー。さらに向こう、決勝を狙った。
「3度目の中で一番良い走りができました」。スタートからガッと飛び出し、過去2回よりは海外勢に食らいついた。「意図を持ってやりたい動きをできた」と、前半から勝負し、後半は粘ったがそれでも世界は速く、強かった。
トップのK.ベドナレク(米国)が19秒88。他の組ではB.レヴェル(ジャマイカ)が19秒78、N.ライルズ(米国)が19秒51と、圧倒的で、五輪・世界陸上を通じて初めて、準決勝通過ラインが19秒台となった。
「今、出せる全力は出せたと思います。それでダメなら完全に負けを認めるしかない。20秒1台を連発して、行けるかもと思いましたが、やっぱり19秒台がないとダメ。19秒台の自力があって、その中で20秒1台、2台を出すのとは違う」
国内やアジアレベルでは体感できないスピード感。「昨日も谷川(聡)先生(筑波大)からも『今年の冬は(海外に)行こうか』と。自分も行きたいし、そういう(世界トップの)選手がいるところで練習できれば」と足りなかった“何か”をつかみにいく構えだ。
鵜澤の東京世界陸上はまだ終わらない。4×100mリレーは、昨年のパリ五輪でメンバー入りできなかった悔しさがある。「メダル、取ります。今はやる気がすごい。さっきより盛り上げますよ!」と力強く宣言した。
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