HOME 国内、大学

2025.05.11

400mH小川大輝が学生歴代9位の48秒61!世界陸上標準に肉薄「最低でも関東インカレのタイムを…」/木南記念
400mH小川大輝が学生歴代9位の48秒61!世界陸上標準に肉薄「最低でも関東インカレのタイムを…」/木南記念

25年木南記念男子400mHを制した小川大輝

男子400mH 学生歴代10傑

47.89 為末大(法大4)   2001. 8.10
47.93 成迫健児(筑波大4) 2006. 5. 6
47.99 豊田兼(慶大4)   2024. 6.28
48.41 岸本鷹幸(法大4)  2012. 6. 9
48.46 井之上駿太(法大4) 2024. 9.21
48.51 渡邊脩(日体大3)  2024. 9.21
48.58 黒川和樹(法大4)  2023. 8.21
48.59 下田隼人(東洋大1) 2024. 9.21
48.61 小川大輝(東洋大4) 2025. 5.11
48.65 千葉佳裕(順大4)  2001. 5.20

◇木南記念(5月11日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本グランプリシリーズの木南記念が行われ、タイムレース決勝で実施された男子400mハードルは、パリ五輪代表の小川大輝(東洋大)が、学生歴代9位の48秒61で優勝を飾った。2位の筒江海斗(スポーツテクノ和広)も48秒75で続いた。 4月の日本学生個人選手権では「ケイレンしてしまった」と49秒75にとどまったが、5月3日の静岡国際では49秒08まで戻して、今大会に臨んだ。「そこで刺激になった」と、持ち味の後半でも強さを見せた。 東京世界選手権の参加標準記録(48秒50)まであと0.11秒に迫り「タイマーを見て、行けるんじゃないかという感覚があったのですが……悔しいです」。それでも、「昨年は49秒22だったので、この段階で48秒6まで来られているのは成長」と自信を深めた。 冬季は「(OBの)中島佑気ジョセフさん(富士通)らと一緒にロングの練習をやってきました」。走りのリズムを学び、「大きな走りを意識してきました」と好記録の要因を語る。 同じ週に関東インカレが行われているが、見送って条件の良い木南記念へ。前々日まで現地でサポートと応援をしていた小川。「チームとして戦うなか申し訳ないのですが、頼れるみんなのお陰」と感謝し、「最低でも関東インカレの優勝タイム(49秒06)には勝ちたかったので良かった」と笑顔を見せた。 次戦のセイコーゴールデングランプリで「標準記録を切りたい」と力強く語った。

男子400mH 学生歴代10傑

47.89 為末大(法大4)   2001. 8.10 47.93 成迫健児(筑波大4) 2006. 5. 6 47.99 豊田兼(慶大4)   2024. 6.28 48.41 岸本鷹幸(法大4)  2012. 6. 9 48.46 井之上駿太(法大4) 2024. 9.21 48.51 渡邊脩(日体大3)  2024. 9.21 48.58 黒川和樹(法大4)  2023. 8.21 48.59 下田隼人(東洋大1) 2024. 9.21 48.61 小川大輝(東洋大4) 2025. 5.11 48.65 千葉佳裕(順大4)  2001. 5.20

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.01

ナイト・オブ・アスレティックスに森凪也、塩尻和也らエントリー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのナイト・オブ・アスレティックス(ベルギー)の男子5000mに、アジア選手権代表の森凪也(Honda)、塩尻和也(富士通)がエントリーした。他にも鶴川正也(GMOインターネッ […]

NEWS MARCH対抗戦が今年は11月22日・町田で開催決定! 箱根駅伝前哨戦の10000m4レース

2025.07.01

MARCH対抗戦が今年は11月22日・町田で開催決定! 箱根駅伝前哨戦の10000m4レース

MARCH対抗戦2025が11月22日に東京・町田ギオンスタジアムで開催されることが決まった。大会を主催するアスリートキャリアセンター絆ランニング倶楽部が7月1日、SNSで発表した。 今年で5回目の開催となり、箱根駅伝に […]

NEWS 貯まったマイルで東京マラソンや東京レガシーハーフへ!「RUN as ONEマイレージプログラム」が9月からスタート

2025.07.01

貯まったマイルで東京マラソンや東京レガシーハーフへ!「RUN as ONEマイレージプログラム」が9月からスタート

東京マラソン財団は7月1日、全国のマラソン大会と連携し、ランニングの新たな楽しみ方を提案する「RUN as ONEマイレージプログラム」を、2025年9月から開始すると発表した。 同プロクラムは2015年にスタートした「 […]

NEWS 九電工のベナード・コエチが6月30日で陸上競技部を退部も退社はせず

2025.07.01

九電工のベナード・コエチが6月30日で陸上競技部を退部も退社はせず

九電工は6月30日付でベナード・コエチが陸上競技部を退部したと発表した。コエチは6月11日に、世界陸連の独立不正監査機関アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)からABP(生体パスポート)の数値が異常値を示したとし […]

NEWS 迷惑撮影根絶へ「断じて容認できない」 選手自身も「自らの行動に責任を持って」日本陸連アスリート委員会が声明

2025.07.01

迷惑撮影根絶へ「断じて容認できない」 選手自身も「自らの行動に責任を持って」日本陸連アスリート委員会が声明

日本陸連のアスリート委員会が7月1日、アスリートの迷惑撮影行為の根絶に向けて声明を発表した。 SNSが発達した近年、特に問題視されるようになったアスリートの迷惑撮影行為。写真や動画が性的目的でSNSやインターネット上に投 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top