◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目
学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、男子1部200mは打田快生(順大3)が追い風参考ながら20秒56(+3.2)の好タイムで優勝した。
2日目の110mハードルでは4位に入っていた内田。「高2の10月以来に始めた」という200mで、会心のレースを見せた。トップでコーナーを回ると、接戦の中で一度は順位を落としかけたが、終盤に再浮上。2位の木村峻也(日大3) を0.01秒差で抑え、「優勝できるとは思っていなかったので、うれしいです」とはにかみながら振り返った。
冬季練習にOBの村竹ラシッド(JAL)、1学年上の阿部竜希(4年)ら110mハードルの大先輩たちと充実のトレーニングをこなし、短距離ブロックとも汗を流した。その走りを見せた山崎一彦コーチから勧められ、今季から200mにも挑戦。スプリント力がついたことで、110mハードルへの相乗効果もあり、昨年まで13秒89だった110mハードルの自己ベストを、今大会の準決勝で13秒75(+1.5)へと短縮。決勝は追い風参考ながら13秒56(+5.3)をマークしている。
打田自身は「何年もかけて取り組んできたハードルで活躍したい」という思いが強い。三重・皇学館高ではインターハイ東海大会どまりだった200mで、4月末の日本学生個人選手権4位、そして今回と躍進できた手応えを、110mハードルにつなげるつもりだ。
6月上旬の日本インカレでも2種目に出場予定。2種目とも「追い風参考のタイムを公認で出す」ことを目指し、「110mハードルは阿部さんと2人で表彰台に、200mは強い選手がいるけど個人選手権のリベンジを」誓った。
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