HOME 国内、大学

2025.05.11

110mH4位の打田快生が200m20秒56wで制覇!「追い風参考のタイムを公認で」/関東IC
110mH4位の打田快生が200m20秒56wで制覇!「追い風参考のタイムを公認で」/関東IC

25年関東インカレ男子1部200mで優勝した打田快生

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目

学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、男子1部200mは打田快生(順大3)が追い風参考ながら20秒56(+3.2)の好タイムで優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

2日目の110mハードルでは4位に入っていた内田。「高2の10月以来に始めた」という200mで、会心のレースを見せた。トップでコーナーを回ると、接戦の中で一度は順位を落としかけたが、終盤に再浮上。2位の木村峻也(日大3) を0.01秒差で抑え、「優勝できるとは思っていなかったので、うれしいです」とはにかみながら振り返った。

冬季練習にOBの村竹ラシッド(JAL)、1学年上の阿部竜希(4年)ら110mハードルの大先輩たちと充実のトレーニングをこなし、短距離ブロックとも汗を流した。その走りを見せた山崎一彦コーチから勧められ、今季から200mにも挑戦。スプリント力がついたことで、110mハードルへの相乗効果もあり、昨年まで13秒89だった110mハードルの自己ベストを、今大会の準決勝で13秒75(+1.5)へと短縮。決勝は追い風参考ながら13秒56(+5.3)をマークしている。

打田自身は「何年もかけて取り組んできたハードルで活躍したい」という思いが強い。三重・皇学館高ではインターハイ東海大会どまりだった200mで、4月末の日本学生個人選手権4位、そして今回と躍進できた手応えを、110mハードルにつなげるつもりだ。

6月上旬の日本インカレでも2種目に出場予定。2種目とも「追い風参考のタイムを公認で出す」ことを目指し、「110mハードルは阿部さんと2人で表彰台に、200mは強い選手がいるけど個人選手権のリベンジを」誓った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目 学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、男子1部200mは打田快生(順大3)が追い風参考ながら20秒56(+3.2)の好タイムで優勝した。 2日目の110mハードルでは4位に入っていた内田。「高2の10月以来に始めた」という200mで、会心のレースを見せた。トップでコーナーを回ると、接戦の中で一度は順位を落としかけたが、終盤に再浮上。2位の木村峻也(日大3) を0.01秒差で抑え、「優勝できるとは思っていなかったので、うれしいです」とはにかみながら振り返った。 冬季練習にOBの村竹ラシッド(JAL)、1学年上の阿部竜希(4年)ら110mハードルの大先輩たちと充実のトレーニングをこなし、短距離ブロックとも汗を流した。その走りを見せた山崎一彦コーチから勧められ、今季から200mにも挑戦。スプリント力がついたことで、110mハードルへの相乗効果もあり、昨年まで13秒89だった110mハードルの自己ベストを、今大会の準決勝で13秒75(+1.5)へと短縮。決勝は追い風参考ながら13秒56(+5.3)をマークしている。 打田自身は「何年もかけて取り組んできたハードルで活躍したい」という思いが強い。三重・皇学館高ではインターハイ東海大会どまりだった200mで、4月末の日本学生個人選手権4位、そして今回と躍進できた手応えを、110mハードルにつなげるつもりだ。 6月上旬の日本インカレでも2種目に出場予定。2種目とも「追い風参考のタイムを公認で出す」ことを目指し、「110mハードルは阿部さんと2人で表彰台に、200mは強い選手がいるけど個人選手権のリベンジを」誓った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.19

フェイス・キピエゴン、女性初の1マイル4分切りを目指す“Breaking4” 歴史的瞬間を目撃するための観戦方法を発表!

ナイキは6月19日、契約アスリートであるフェイス・キピエゴン(ケニア)が女性初となる1マイル4分切りを目指すプロジェクト「Breaking4」に向けて、歴史的瞬間を目撃するための2つの観戦方法を発表した。 このプロジェク […]

NEWS 競歩2種目代表の丸尾知司「感謝の気持ちを込めて55kmを」33歳ベテランが悲願のメダルへ

2025.06.19

競歩2種目代表の丸尾知司「感謝の気持ちを込めて55kmを」33歳ベテランが悲願のメダルへ

愛知製鋼が6月19日、東京世界選手権の競歩代表となった山西利和、丸尾知司の会見を開き、本番への意気込みを語った。 男子20km、35kmの競歩2種目で代表に内定した丸尾。2種目代表は2009年ベルリン大会の森岡紘一朗(富 […]

NEWS 20km世界記録保持者の山西利和「2年と思えないくらいいろんなことあった」世界陸上の王座奪還へ

2025.06.19

20km世界記録保持者の山西利和「2年と思えないくらいいろんなことあった」世界陸上の王座奪還へ

愛知製鋼が6月19日、東京世界選手権の競歩代表となった山西利和、丸尾知司の会見を開き、本番への意気込みを語った。 男子20km競歩で4大会連続の世界選手権を決めた山西。今年2月の日本選手権では1時間16分10秒の世界記録 […]

NEWS ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!

2025.06.19

ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!

ナイキは6月19日、フェイス・キピエゴン(ケニア)とのパートナーシップにおいて、記録を塗りかえる比類なきスピード、ケニア人としてのプライド、アスリートであり母親として卓越性を追求する揺るぎない姿勢を反映したランニングシュ […]

NEWS 箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定

2025.06.19

箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定

関東学生陸上競技連盟は6月19日、来年1月の第102回箱根駅伝から本選出場校に「箱根駅伝」の名称やロゴを使用したオリジナル出場記念グッズの企画・販売を認めると発表した。6月10日の理事会で決定した。 一定のルールに従って […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top