HOME 国内、大学

2025.05.07

NEWS
200m税田ジェニファー璃美が向かい風で23秒86!「初タイトルうれしい」/関西IC
200m税田ジェニファー璃美が向かい風で23秒86!「初タイトルうれしい」/関西IC

関西インカレ女子200mで優勝した税田ジェニファー璃美

◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)4日目

関西インカレ(T&Fの部)の4日目に女子200m決勝が行われ、税田ジェニファー璃美(甲南大2)が23秒86(-1.1)をマークして初優勝を飾った。

大器がようやく“インカレ”のタイトルを手にした。予選、準決勝と危なげなく組1着だった税田。スタートは100mを制している永石小雪(立命大4)と並ぶが、同じ組を走った準決勝同様にラストの直線に入ってからは大きなストライドで減速を抑え、永石との差を広げた。

「記録より勝つことを考えていました。インカレ初タイトルなのでうれしいです」

中1から全国決勝の常連で、中2の全中200m5位、ジュニア五輪100m2位、中3でも全国中学生大会200m2位に入り、24秒71のベストを持っていた。サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)らを輩出した強豪・城西高(東京)でも力をつけ、2年時には静岡国際で23秒67(当時・高2歴代2位タイ)、日本選手権でも入賞している。3年目はケガもあったが、U20アジア選手権を制し、23秒台も複数回マークしていた。

だが、甲南大1年目の昨季は「ケガで悔しい思いをしました」。関西インカレ、日本インカレも出られなかった。今季は日本学生個人選手権でも100mの準決勝で11秒71の自己新、決勝も11秒72で6位。「調子も上がってきた」中で迎えた関西インカレで、「向かい風の中で23秒台を出せたのは自信になります」と笑顔を見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

今大会は3連覇した4×100mリレーの一員としても活躍し、予選では学生新樹立にも貢献。「日本インカレでも 勝ち切りたいです」と6月決戦となる岡山での日本インカレに気持ちを向けていた。

◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)4日目 関西インカレ(T&Fの部)の4日目に女子200m決勝が行われ、税田ジェニファー璃美(甲南大2)が23秒86(-1.1)をマークして初優勝を飾った。 大器がようやく“インカレ”のタイトルを手にした。予選、準決勝と危なげなく組1着だった税田。スタートは100mを制している永石小雪(立命大4)と並ぶが、同じ組を走った準決勝同様にラストの直線に入ってからは大きなストライドで減速を抑え、永石との差を広げた。 「記録より勝つことを考えていました。インカレ初タイトルなのでうれしいです」 中1から全国決勝の常連で、中2の全中200m5位、ジュニア五輪100m2位、中3でも全国中学生大会200m2位に入り、24秒71のベストを持っていた。サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)らを輩出した強豪・城西高(東京)でも力をつけ、2年時には静岡国際で23秒67(当時・高2歴代2位タイ)、日本選手権でも入賞している。3年目はケガもあったが、U20アジア選手権を制し、23秒台も複数回マークしていた。 だが、甲南大1年目の昨季は「ケガで悔しい思いをしました」。関西インカレ、日本インカレも出られなかった。今季は日本学生個人選手権でも100mの準決勝で11秒71の自己新、決勝も11秒72で6位。「調子も上がってきた」中で迎えた関西インカレで、「向かい風の中で23秒台を出せたのは自信になります」と笑顔を見せた。 今大会は3連覇した4×100mリレーの一員としても活躍し、予選では学生新樹立にも貢献。「日本インカレでも 勝ち切りたいです」と6月決戦となる岡山での日本インカレに気持ちを向けていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.07

100m栁田大輝が2年ぶりエントリー! 5000mルーキー・鈴木琉胤が上級生に挑戦、フロレスは女子200m&400m2冠なるか/関東IC

第104回関東インカレは5月8日~11日に神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われる。関東の学生たちによる熱戦を主にエントリーから展望する。 男子1部では、100mに昨年のパリ五輪男子4×100mリレー代表で、7月のワール […]

NEWS 大迫傑のプロジェクトのマネージャーに西川雄一朗氏が就任 東海大、SGホールディングスでマネージャーやコーチ歴任

2025.05.07

大迫傑のプロジェクトのマネージャーに西川雄一朗氏が就任 東海大、SGホールディングスでマネージャーやコーチ歴任

5月7日、SGホールディングスの元コーチの西川雄一朗氏が自身のSNSで、パリ五輪男子マラソンに出場した大迫傑のプロジェクトのマネージャーに就任したことを発表した。 西川氏は29歳。熊本・九州学院高から東海大に進み、高校時 […]

NEWS 25年松本マラソンの開催が中止 不正な会計処理の指摘受け

2025.05.07

25年松本マラソンの開催が中止 不正な会計処理の指摘受け

5月7日、松本マラソンの実行委員会事務局はホームページ上で、2025年11月に予定されていた大会を中止することを発表した。過去に開催された大会において、不正な会計処理が行われていたことが理由。 同大会は長野県松本市を舞台 […]

NEWS 世界陸連コー会長が小池百合子都知事と面会 東京世界陸上を「こどもに夢を届ける大会」に

2025.05.07

世界陸連コー会長が小池百合子都知事と面会 東京世界陸上を「こどもに夢を届ける大会」に

世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長が5月7日、東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長らと東京都庁を訪れ、小池百合子都知事と面会をした。ここで9月に開催される東京世界陸上を「こどもに夢を届ける大会」としていくことに合意 […]

NEWS 200m税田ジェニファー璃美が向かい風で23秒86!「初タイトルうれしい」/関西IC

2025.05.07

200m税田ジェニファー璃美が向かい風で23秒86!「初タイトルうれしい」/関西IC

◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)4日目 関西インカレ(T&Fの部)の4日目に女子200m決勝が行われ、税田ジェニファー璃美(甲南大2)が23秒8 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top