日本学生陸上競技連合は、4月25日から27日に行われる日本学生個人選手権(神奈川・レモンガススタジアム平塚)のエントリー選手を発表した。
男子の100mにはパリ五輪4×100mリレー代表で10秒02のベストを持つ栁田大輝(東洋大)や、昨年高校生ながら10秒11を出している西岡尚輝(筑波大)らが登録した。800mには日本記録保持者の落合晃(駒大)が登録。5000mにも大型ルーキーで13分31秒62がベストの濵口大和(中大)らがエントリーしている。
110mハードルは東京世界選手権の参加標準記録にあと0.02秒に迫る13秒29を持つ阿部竜希(順大)がエントリー。400mハードルにはパリ五輪代表の小川大輝(東洋大)も登録した。走高跳は2m27がベストで世界室内選手権代表の原口颯太(順大)、ダイヤモンドアスリートで高校記録(2m25)保持者の中谷魁聖(東海大)がエントリーしている。
砲丸投は18m50がベストのアツオビン・ジェイソン(福岡大)が登録。ハンマー投には弟のアツオビン・アンドリュウ(九州共立大)もエントリーされた。やり投はハイレベルで、80m超えの自己記録を持っている清川裕哉(東海大)と鈴木凜(九州共立大)がしのぎを削る。
女子では100mと200mで前回2冠している山形愛羽(福岡大)が今年も両種目にエントリーした。100mには11秒5台が自己記録のルーキー、杉本心結(青学大)と小針陽葉(駿河台大)が名を連ねる。400mには53秒03がベストのフロレス・アリエ(日体大)が登録。フロレスは100m、200mにもエントリーしている。
100mハードルは13秒07の学生記録保持者・本田怜(順大院)、13秒28がベストでU20世界選手権代表の髙橋亜珠(筑波大)、林美希(早大)が登録。400mハードルは2年目を迎えた瀧野未来(立命大)が56秒81でリストトップだ。
4m15が自己記録の小林美月(日体大)、4m10の村田蒼空(筑波大)が棒高跳のランキング上位2人。三段跳には13m03と高校生初の13m超えを果たした山﨑りりや(順大)が堂々のリストトップ。ハンマー投学生記録保持者の村上来花(九州共立大)もエントリーしている。
同大会は今年7月にドイツボーフムで開かれるワールドユニバーシティゲームズの代表選考会を兼ねて実施される。
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