HOME 国内

2025.02.24

山縣亮太2種目V 走幅跳の林昱堂ら台湾勢3種目大会新 60mHは中2今村好花が制す/JAG大崎
山縣亮太2種目V 走幅跳の林昱堂ら台湾勢3種目大会新 60mHは中2今村好花が制す/JAG大崎

男子60m決勝のレース(25年JAG大崎)

◇2025 Japan Athlete Games in Osaki(2月23日/鹿児島・ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅)

2025 Japan Athlete Games in Osakiが2月23日に行われた。会場は国内唯一の室内100mができるなど備えるなど充実した陸上競技施設。屋外は気温が10度前後だったが、屋内は22~23度で保たれ、多くの陸上ファンが見守るなか、トップ選手から地元のジュニア選手まで熱戦を繰り広げた。

投てき以外は室内で競技を実施。男子60mと100mには100m日本記録(9秒95)保持者の山縣亮太(セイコー)が出場した。60mでは6秒66の大会新記録で制覇。100mでは10秒49で圧巻の2冠を遂げた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子ではこのほか60mハードルは河野隼(順大)が8秒01で、棒高跳は石川拓磨(東京海上日動CS)が5m10でそれぞれ優勝した。

円盤投は幸長慎一(四国大AC)が54m54で1位。ハンマー投は古旗崇裕(サポート善)が62m25を放って制した。

女子スプリント種目はジュニア勢がいずれも制した。60mは木原万里花(宮崎北高3)が7秒56でV。同100mは布施一葉(中京大中京高1愛知)が12秒22で競り勝った。同60mハードルは中学2年生の今村好花(シュブスタンス北九州・福岡)が8秒55で1位。予備レースで今村は8秒49をマークしている。

女子のフィールド種目のうち、走幅跳は木村紗耶夏(宮崎アスリート)が5m67で制し、円盤投は川口紅音(ウィザス)が48m70の自己新V。ハンマー投は藤本咲良(コンドーテック)が57m53で優勝した。

また、台湾勢も出場し、3種目でいずれも大会新V。男子走幅跳では台湾記録(8m40)を持つ林昱堂が7m74をマークした。また、男子砲丸投では馬皓偉が18m29、女子砲丸投では呉慈恩が16m12をプットしてそれぞれ優勝した。

このほか、女子パラ走幅跳(T20)では昨年の世界パラ選手権で7位に入った川口梨央(NPOかがやき)が5m33の自己ベストをジャンプ。中学女子60mでは小松璃音(国分南中3鹿児島)が大会記録を0.07秒更新する7秒75で優勝した。

◇2025 Japan Athlete Games in Osaki(2月23日/鹿児島・ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅) 2025 Japan Athlete Games in Osakiが2月23日に行われた。会場は国内唯一の室内100mができるなど備えるなど充実した陸上競技施設。屋外は気温が10度前後だったが、屋内は22~23度で保たれ、多くの陸上ファンが見守るなか、トップ選手から地元のジュニア選手まで熱戦を繰り広げた。 投てき以外は室内で競技を実施。男子60mと100mには100m日本記録(9秒95)保持者の山縣亮太(セイコー)が出場した。60mでは6秒66の大会新記録で制覇。100mでは10秒49で圧巻の2冠を遂げた。 男子ではこのほか60mハードルは河野隼(順大)が8秒01で、棒高跳は石川拓磨(東京海上日動CS)が5m10でそれぞれ優勝した。 円盤投は幸長慎一(四国大AC)が54m54で1位。ハンマー投は古旗崇裕(サポート善)が62m25を放って制した。 女子スプリント種目はジュニア勢がいずれも制した。60mは木原万里花(宮崎北高3)が7秒56でV。同100mは布施一葉(中京大中京高1愛知)が12秒22で競り勝った。同60mハードルは中学2年生の今村好花(シュブスタンス北九州・福岡)が8秒55で1位。予備レースで今村は8秒49をマークしている。 女子のフィールド種目のうち、走幅跳は木村紗耶夏(宮崎アスリート)が5m67で制し、円盤投は川口紅音(ウィザス)が48m70の自己新V。ハンマー投は藤本咲良(コンドーテック)が57m53で優勝した。 また、台湾勢も出場し、3種目でいずれも大会新V。男子走幅跳では台湾記録(8m40)を持つ林昱堂が7m74をマークした。また、男子砲丸投では馬皓偉が18m29、女子砲丸投では呉慈恩が16m12をプットしてそれぞれ優勝した。 このほか、女子パラ走幅跳(T20)では昨年の世界パラ選手権で7位に入った川口梨央(NPOかがやき)が5m33の自己ベストをジャンプ。中学女子60mでは小松璃音(国分南中3鹿児島)が大会記録を0.07秒更新する7秒75で優勝した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝に出場する駒大が18日、オンラインで合同会見を開いて藤田敦史監督、大八木弘明総監督が出席した。 これまで8度の箱根駅伝総合優勝を誇る駒大。だが、2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を果た […]

NEWS 30年ぶり箱根駅伝総合Vへ中大が合同取材! 夏場の走り込みに手応え 藤原正和監督「調子の上昇曲線が非常に高い」

2025.12.18

30年ぶり箱根駅伝総合Vへ中大が合同取材! 夏場の走り込みに手応え 藤原正和監督「調子の上昇曲線が非常に高い」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 藤原正和駅伝監督は「新チームになってから総合優勝という目標を定めてやってきました。残り半月は地に足 […]

NEWS 山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走

2025.12.18

山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走

山梨学大の元顧問で駅伝チームの始動から携わった秋山勉さんが12月17日、心室頻拍のため亡くなった。85歳だった。 秋山さんは山梨県甲府市出身で、山梨農林高時代に全国高校駅伝(1956年/第7回)で4区を走った実績がある。 […]

NEWS 日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top