2025.02.02
◇第108回日本選手権・室内(2月1、2日/大阪城ホール)2日目
日本選手権室内の2日目が行われ、男子走幅跳は津波響樹(大塚製薬)が7m98で連覇を飾った。1回目に7m91を跳んだ伊藤陸(スズキ)を、最終5回目(※今大会ルールで5回)に7m98を跳んで逆転した。
1回目は「初戦だったのでだいぶ(助走開始を)後ろに下げた」と安全にいって7m68。そこからは、7m76、7m83と徐々に記録を伸ばした。「できればあと2cmほしかった」と8mに乗せられなかった悔しさもあるが、「初戦にしてはまずまず。ちょっと高いけど80点くらい」と笑顔を見せた。
この冬は「例年よりも昼間は暖かかったので、跳躍練習を多く入れてきた」と津波。まだ感覚的には「走り抜ける感じになっているので、もう少し踏み切れるように」と課題も見えたが、「やっぱり試合にならないとわからないので」と収穫になった。
自己記録は日本歴代5位の8m23。東京五輪にも出場したが、昨年の五輪は盟友の橋岡優輝(富士通)を「1人で行かせてしまった」。東京世界選手権での再び日本代表入りへ気持ちを高めている。
このあとはすぐニュージーランドに飛んで2試合に出場。短い鍛錬期を再度入れたあとは豪州で本格シーズンインを予定している。5月のアジア選手権選考が3月末までのため、「どれだけ記録やワールドランキングを上げられるか」と語る。
「今日の5回目を1本目からするのが世界大会の決勝ラインでもある」と、前半からビッグジャンプをできるように仕上げていく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.10
2026年の箱根駅伝から協力スポンサーを新設 出雲駅伝協賛の前田道路やサンスターら4社
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
2026年の箱根駅伝から協力スポンサーを新設 出雲駅伝協賛の前田道路やサンスターら4社
関東学生陸上競技連盟は12月10日、第102回箱根駅伝の開催要項を発表。今大会から「協力」スポンサーが新設されることが記された。 「前田道路」「共立メンテナンス」「サンスター」「きぬた歯科」の全4社となる。前田道路は三大 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】帝京大 絶好調・楠岡由浩、ロードに強い島田晃希が充実 主将・柴戸らとともに5強崩しへ
第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。 “5強崩し”を目標に掲げる帝京大は、出雲駅伝8位、全日本大学駅伝6位と、あと一歩だったものの、確かな存在感を示した。 今 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】関東学生連合のチーム枠10人決定 法大・大島史也、明大・大湊柊翔、駿河台大・古橋希翁ら力のある面々そろう
第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。 関東学生連合チームは、今回から予選会敗退校の上位10校(総合11~20位)はチーム枠として、予選会出走の有無などに関係な […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】4年連続の立教大 馬場賢人、國安広人ら主軸が名を連ね64年ぶりシード獲得へ
第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。 立教大は前回大会で往路8位とシード権が見える位置で折り返したが、復路で総合13位まで順位を落として涙を飲んだ。予選会では […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025