HOME 国内

2025.01.26

エデサ2時間21分00秒で2連覇 小林香菜が日本歴代10位で2位 3位は鈴木優花 松田瑞生は7位/大阪国際女子マラソン
エデサ2時間21分00秒で2連覇 小林香菜が日本歴代10位で2位 3位は鈴木優花 松田瑞生は7位/大阪国際女子マラソン

2連覇したエデサ(25年大阪国際女子マラソン)

◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着)

ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンが行われ、ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)が2時間21分00秒で2連覇を達成した。

ペースメーカー5人が先導するかたちでレースは展開。先頭集団は最初の5kmこそ、16分51秒だったが、その後は16分30秒台のペースに戻し、中間点を1時間10分12秒で通過した。そこからペースが上がり、25kmまで5kmは16分21秒。次の5kmも16分25秒で駆け抜けた。

広告の下にコンテンツが続きます

そのペースについていったのはエデサのみ。30kmでペースメーカーが離れた後は独走する。30km以降の5kmは16分48秒、17分19秒とペースは落ちたが、逃げ切った。

2位は日本歴代10位の2時間21分19秒をマークした小林香菜(大塚製薬)。24km付近で先頭集団から離れて4位だったが、そこから粘りのレースを見せた。先行していた選手を抜き、35~40kmの5kmはエデサよりも速い17分03秒でカバー。残り800mで日本人トップに立ち、自己ベストを3分40秒も更新し、目標の東京世界選手権参加標準記録(2時間23分30秒)を大幅に突破した。

3位はパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)。27km過ぎでエデサから離れ、その後は単独2位をキープしていたが、終盤ペースダウンし、小林にかわされた。しかし、タイムは2時間21分33秒の日本歴代11位タイで、パリ五輪で出した自己ベストを2分29秒更新した。

4位はロナチェムタイ・サルペーター(イスラエル)が2時間24分03秒。5位は12km過ぎに先頭集団から離れたものの粘った松下菜摘(天満屋)が2時間26分04秒で入った。6位は2時間26分41秒で鈴木千晴(日立)が食い込み、7位は2時間27分11秒で松田瑞生(ダイハツ)。8位は初マラソンながら25km過ぎまで食らいついた伊澤菜々花(スターツ)が2時間29分28秒でフィニッシュした。

◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンが行われ、ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)が2時間21分00秒で2連覇を達成した。 ペースメーカー5人が先導するかたちでレースは展開。先頭集団は最初の5kmこそ、16分51秒だったが、その後は16分30秒台のペースに戻し、中間点を1時間10分12秒で通過した。そこからペースが上がり、25kmまで5kmは16分21秒。次の5kmも16分25秒で駆け抜けた。 そのペースについていったのはエデサのみ。30kmでペースメーカーが離れた後は独走する。30km以降の5kmは16分48秒、17分19秒とペースは落ちたが、逃げ切った。 2位は日本歴代10位の2時間21分19秒をマークした小林香菜(大塚製薬)。24km付近で先頭集団から離れて4位だったが、そこから粘りのレースを見せた。先行していた選手を抜き、35~40kmの5kmはエデサよりも速い17分03秒でカバー。残り800mで日本人トップに立ち、自己ベストを3分40秒も更新し、目標の東京世界選手権参加標準記録(2時間23分30秒)を大幅に突破した。 3位はパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)。27km過ぎでエデサから離れ、その後は単独2位をキープしていたが、終盤ペースダウンし、小林にかわされた。しかし、タイムは2時間21分33秒の日本歴代11位タイで、パリ五輪で出した自己ベストを2分29秒更新した。 4位はロナチェムタイ・サルペーター(イスラエル)が2時間24分03秒。5位は12km過ぎに先頭集団から離れたものの粘った松下菜摘(天満屋)が2時間26分04秒で入った。6位は2時間26分41秒で鈴木千晴(日立)が食い込み、7位は2時間27分11秒で松田瑞生(ダイハツ)。8位は初マラソンながら25km過ぎまで食らいついた伊澤菜々花(スターツ)が2時間29分28秒でフィニッシュした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

NEWS 北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

2025.11.06

北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

11月5日、北照高は2026年春から陸上部において駅伝チームの強化を本格的にスタートすることを発表した。 北照高は北海道小樽市に校舎を置く私立高。野球部は甲子園に春夏あわせて10回出場を数える強豪として知られる。スキー部 […]

NEWS 全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top