2025.01.02
◇第101回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
第101回箱根駅伝の往路が行われ、青学大が5時間20分01秒で往路優勝を飾った。
復活後3年連続の出場となった立教大は、5時間27分27秒で8位と、往路をシード圏内で終えた。
今季残してきた結果は、決して勢いだけではなかった。そう感じさせるには十分な、立教大のレース運びだった。
1区こそ16位と出遅れたが、2区でエース格に成長した馬場賢人(3年)が快走を見せる。「3区以降のことを考えて、意地で走ろうと思いました」と区間7位ながら、7人抜きでシード圏内に押し上げる。
「前半から入って、後半も耐えてくれました。あの走りは大きかったです」と髙林祐介監督。4区でやや順位を下げたが、前回大会も5区を経験している山本羅生(4年)が区間5位の力走で8位につけた。
山本は春先のケガなどで今季初の学生駅伝となったが、今季のチームメイトたちの活躍に刺激を受けてきた。「みんなの思いが原動力となって、今日は走れました」と笑顔で振り返っていた。
箱根駅伝予選会でトップ通過を果たし、初出場となった全日本大学駅伝でシードを獲得。63年ぶりの箱根シードに向け、指揮官は「復路も変わらずにやっていくだけです」と少ない言葉に力を込めた。
箱根駅伝の復路は1月3日、朝8時にスタートする。
箱根駅伝2025 立教大の往路成績をチェック!
往路8位 5時間27分27秒 1区 吉屋佑晟(3年) 1時間2分56秒 区間16位 2区 馬場賢人(3年) 1時間6分32秒 区間7位 3区 稲塚大祐(4年) 1時間3分21秒 区間13位 4区 林虎大朗(4年) 1時間2分54秒 区間12位 5区 山本羅生(4年) 1時間11分29秒 区間5位RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025