HOME 箱根駅伝

2025.01.02

20年連続シードを目指す東洋大は往路9位 当日で4人変更 「よく持ってきてくれた」/箱根駅伝
20年連続シードを目指す東洋大は往路9位 当日で4人変更 「よく持ってきてくれた」/箱根駅伝

25年箱根駅伝往路で9位だった東洋大(4区・岸本遼太郎から5区・宮崎優へのタスキリレー)

◇第101回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)

第101回箱根駅伝の往路が行われ、青学大が5時間20分01秒で往路優勝を飾った。

20年連続シードを狙う東洋大は5時間27分53秒で9位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

鉄紺軍団がしぶとい走りを見せた。1区・石田洸介(4年)はアキレス腱痛、2区・梅崎連(同)は突発的なアキレス腱の痛みで急遽変更。往路の4人変更について、酒井俊幸監督も「初めてですよ」と語るほどだったが、シード圏内で踏みとどまった。

1区こそ11位発進だったが、2区に起用されたエース格の緒方澪那斗(3年)が区間20位と苦戦。だが、3区・迎暖人(1年)が3人を抜くと、岸本遼太郎(3年)が区間3位の好走でシード圏内に押し上げる。

酒井監督は「岸本が順位を上げてくれたのが良かったです」としつ、「2区が替わるとバタバタで来てしまうのですが、よくシード圏内で持ってきてくれたと思います」とうなずく。

復路は前回経験者も多く残り、比較的得意としている。シード圏外の11位・東京国際大とはわずか41秒差。継続中では最多となるシードの継続へ、勝負の復路となりそうだ。

箱根駅伝の復路は1月3日、朝8時にスタートする。

◇第101回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第101回箱根駅伝の往路が行われ、青学大が5時間20分01秒で往路優勝を飾った。 20年連続シードを狙う東洋大は5時間27分53秒で9位だった。 鉄紺軍団がしぶとい走りを見せた。1区・石田洸介(4年)はアキレス腱痛、2区・梅崎連(同)は突発的なアキレス腱の痛みで急遽変更。往路の4人変更について、酒井俊幸監督も「初めてですよ」と語るほどだったが、シード圏内で踏みとどまった。 1区こそ11位発進だったが、2区に起用されたエース格の緒方澪那斗(3年)が区間20位と苦戦。だが、3区・迎暖人(1年)が3人を抜くと、岸本遼太郎(3年)が区間3位の好走でシード圏内に押し上げる。 酒井監督は「岸本が順位を上げてくれたのが良かったです」としつ、「2区が替わるとバタバタで来てしまうのですが、よくシード圏内で持ってきてくれたと思います」とうなずく。 復路は前回経験者も多く残り、比較的得意としている。シード圏外の11位・東京国際大とはわずか41秒差。継続中では最多となるシードの継続へ、勝負の復路となりそうだ。 箱根駅伝の復路は1月3日、朝8時にスタートする。

箱根駅伝2025 東洋大の往路成績をチェック!

往路9位 5時間27分53秒 1区 小林亮太(4年) 1時間2分52秒 区間11位 2区 緒方澪那斗(3年) 1時間8分50秒 区間20位 3区 迎暖人(1年) 1時間2分40秒 区間8位 4区 岸本遼太郎(3年) 1時間1分15秒 区間3位 5区 宮崎優(1年) 1時間12分16秒 区間9位

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top