HOME ニュース、国内

2020.10.21

【長距離】 塩尻和也 年内は駅伝と3000m障害に集中
【長距離】 塩尻和也 年内は駅伝と3000m障害に集中


 2016年リオ五輪男子3000m障害代表の塩尻和也(富士通)が10月15日、アドバイザリー契約を結ぶデサントのオンラインイベントに参加し、年内は駅伝と3000m障害に集中する意向を示した。

 順大4年時の2019年には箱根駅伝の2区で日本人最高記録(当時)を打ち立てるなど、3000m障害以外の長距離種目でも日本トップレベルの実力を誇る塩尻。5000mや10000mも含めて「まだまだ記録を伸ばしたい」と意欲を見せるが、今年は12月4日に東京五輪代表選考会である日本選手権(長距離種目のみ)が開催されることもあり、「(スケジュール的に)年内は厳しいので来年以降」と、5000mや10000mで記録を狙ってレースに出る機会は今季はなさそうだという。

 日本国内のレベルアップが著しい3000m障害で最も気になる選手は、大学の後輩で日本歴代2位の8分19秒37を持つ三浦龍司(順大1年)を挙げ、「勝つには自己ベスト(8分27秒25)より速く走らなければいけないと思う」と日本選手権で2年ぶりの頂点を見据えた。

広告の下にコンテンツが続きます

 イベントに参加したファンからはマラソン挑戦への意欲を聞かれ、「興味はなくはないが、長い距離は苦手。今は考えていない」と塩尻。まずは3000m障害で東京五輪を目指す。

<関連記事>
【長距離】3000m障害・塩尻和也が手術を経て完全復活へ
【シューズレポ】サブスリー編集者が語る!! デサント「GENTEN-EL」
【PR】塩尻和也が選んだデサント「GENTEN-EL」/誌面転載

 2016年リオ五輪男子3000m障害代表の塩尻和也(富士通)が10月15日、アドバイザリー契約を結ぶデサントのオンラインイベントに参加し、年内は駅伝と3000m障害に集中する意向を示した。  順大4年時の2019年には箱根駅伝の2区で日本人最高記録(当時)を打ち立てるなど、3000m障害以外の長距離種目でも日本トップレベルの実力を誇る塩尻。5000mや10000mも含めて「まだまだ記録を伸ばしたい」と意欲を見せるが、今年は12月4日に東京五輪代表選考会である日本選手権(長距離種目のみ)が開催されることもあり、「(スケジュール的に)年内は厳しいので来年以降」と、5000mや10000mで記録を狙ってレースに出る機会は今季はなさそうだという。  日本国内のレベルアップが著しい3000m障害で最も気になる選手は、大学の後輩で日本歴代2位の8分19秒37を持つ三浦龍司(順大1年)を挙げ、「勝つには自己ベスト(8分27秒25)より速く走らなければいけないと思う」と日本選手権で2年ぶりの頂点を見据えた。  イベントに参加したファンからはマラソン挑戦への意欲を聞かれ、「興味はなくはないが、長い距離は苦手。今は考えていない」と塩尻。まずは3000m障害で東京五輪を目指す。 <関連記事> 【長距離】3000m障害・塩尻和也が手術を経て完全復活へ 【シューズレポ】サブスリー編集者が語る!! デサント「GENTEN-EL」 【PR】塩尻和也が選んだデサント「GENTEN-EL」/誌面転載

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

NEWS 佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top