パリ五輪を間近に控える7月12日、日本陸連がTEAM JAPAN結団式をオンラインで開いた。
冒頭で山崎一彦・強化委員長は「みなさんはしっかり準備をして全身全霊で競技をするだけ。われわれコーチ陣、スタッフは全力でサポートします。結束してパリを迎えましょう」と呼びかけた。また、オンラインとなったことについて、海外の競技会出場など選手個々のスケジュールを優先してもらうためだとした。
結団式では男女の主将も発表。男子主将には4大会連続出場となる男子200mの飯塚翔太(ミズノ)が選ばれた。4大会連続は男女通じて最多タイとなる。
飯塚は「みなさんがベストパフォーマンスができるように祈っています。未来につながるように、そして、陸上が注目を浴びて次の世代に影響を与えられるようにしたい」と意気込みを語る。
女子は2大会連続五輪のやり投の北口榛花(JAL)が選ばれた。北口はこれで世界ユース選手権、U20世界選手権、ユニバーシアード、世界選手権に続き、すべての国際大会で主将を務める。
ダイヤモンドリーグ出場のために動画でメッセージを寄せ、「平和の祭典であるオリンピックのすべてを楽しみたいです。あと少しですが、決勝で悔しい思いをした東京から3年、決勝から金メダルまでステップアップしてきました。メダル獲得を目標に仕上げていき、本番でまた歴史を塗り替えたい」と自身の意気込みを語り、「陸上全体がそろう機会はなかなかないですが、個々の頑張りが、チーム全体の勢いになると思いますし、これからの陸上界の勢いになります。最高の結果を残せるように頑張りましょう!」とコメントした。
総勢55名の日本代表は、両主将を軸に世界の舞台で最高のパフォーマンスを見せる。
パリ五輪の陸上競技は8月1日から11日まで行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.14
編集部コラム「今年も残り1か月半」
2025.11.14
地区高校駅伝 今週末は5ヵ所で開催 年末の都大路へ地区代表を懸けた激しい継走続々
2025.11.14
東京デフリンピックが明日開幕!湯上剛輝ら代表の陸上は17日から駒沢を主会場に熱戦
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.14
編集部コラム「今年も残り1か月半」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.11.14
地区高校駅伝 今週末は5ヵ所で開催 年末の都大路へ地区代表を懸けた激しい継走続々
全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝(地区大会)が明日11月15日、あさって16日、全国5ヵ所で開催される。 全国大会(12月21日/京都)は11月上旬までに終了した都道府県大会47代表に加え、昨年からは11地区の地 […]
2025.11.14
東京デフリンピックが明日開幕!湯上剛輝ら代表の陸上は17日から駒沢を主会場に熱戦
4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月15日に開幕する。デフリンピックは第1回大会が1924年と歴史が長く、今年が100周年の節目。日本での開催は初めてとなる。陸上競技は17 […]
2025.11.14
丹後大学駅伝の区間オーダー発表! 2区に各校のエース集結 56年ぶりV狙う関大は秋山翔太朗 関学大は関西IC1万mVの山下慶馬を登録
関西学連は11月14日、第87回関西学生駅伝(丹後駅伝/11月15日)の区間エントリーを発表した。 レースは今年も8区間74.7kmのコースで実施され、22校とオープン参加の青学大が出場する。 3連覇を目指す京産大は前回 […]
2025.11.14
八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表! 最終組に鈴木芽吹、田澤廉、篠原倖太朗が登場!
東日本実業団連盟は11月14日、「2025八王子ロングディスタンス」のスタートリストを発表した。同大会は男子10000mを中心とした競技会で、今年も有力選手がそろった。 最終組となるA組には、東京世界選手権代表の鈴木芽吹 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025