◇U20日本選手権・混成競技(6月22、23日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
日本選手権と併催で、U20日本選手権の混成競技が行われ、男子十種競技(U20規格)は高橋諒(慶大)が7445点で優勝した。
関東インカレ(一般規格)で7235点のU20日本最高を出して優勝していた高橋。「7400点を目標にしていたので目標達成できて良かったです」と笑顔を見せる。
インカレ後は「スプリントを強化してきた」と言うも、「やっぱり走高跳の後の400mは難しかった」と50秒85にとどまる。それでも2日目は110mハードル(U20規格)で14秒04(+0.5)の自己新で滑り出し、「円盤投、棒高跳、やり投でベストを出せて、天気も悪い中ではめちゃくちゃ良かったです」と振り返る。
ただ、2日間こなしてみたからこそ、丸山優真(住友電工)が日大時代に出した7790点のU20日本記録に「遠すぎる」と苦笑い。今回、併催の日本選手権でその姿を目の当たりにして刺激を受けた。
選考はこれからだが、夏のU20世界選手権(ペルー・リマ)を見据え「棒高跳と円盤投はまだ差があると思うので、そのほかの8種目で一番点数を取りたい」と言い、秋は「日本インカレで1年生優勝を目指します」と力強く語った。
U20女子七種競技は下元香凛(東学大)が5225点で優勝。「初タイトルなのでうれしいです。日本インカレでメダルを目指したい」と語った。
男子十種競技 U20日本歴代10傑をチェック!
7790 丸山優真(日大1) 2017. 6.11 7445 高橋 諒(慶大1) 2024. 6.23 ←NEW 7195 音部拓仁(平成国際大1) 2008.10.12 7179 川畑夏唯(近大高専4) 2015. 7. 5 7146 池田大介(太成学院大高3大阪) 2004. 7.15 7076 加野顕(富山商船高専3富山) 2002.10.29 7056 久家俊希(筑波大1) 2016. 6.12 7041 広野雄大(関学大1) 2008.10.12 6998 川上ヒデル(関学大1) 2018. 6.17 6940 土井翔太(観音寺一高3香川) 2008.10.12
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Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)