HOME 国内

2024.05.16

サニブラウン パリ五輪で「メダルを取りたい」セイコーゴールデンGPで内定狙う
サニブラウン パリ五輪で「メダルを取りたい」セイコーゴールデンGPで内定狙う

東レとのウエア共同開発会見に臨んだサニブラウン・アブデル・ハキーム

男子100mで世界選手権2大会連続入賞を果たしているサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が都内で会見を開いた。

この日はサポートを受ける東レとプーマがサニブラウンの意見を取り入れながら共同開発したウエアを発表。会見の後には今季のこれまでの振り返りと、パリ五輪に向けて意気込みを語った。

広告の下にコンテンツが続きます

今年は5年ぶりに室内60mから出場。「100mを見据えてレースを組み立てていけるように」というテーマで臨み、自己タイ(6秒54)をマークするなど好調ぶりを見せていた。

屋外シーズンでも2レース連続で10秒0台。昨年のブダペスト世界選手権入賞のため参加標準記録(10秒00)を突破すれば代表に即内定するが、そこにはわずか届かず。それでも、「うまくいっている部分も、まだまだな部分もありますが、今年は例年に比べても調子が上がっていますし、練習の手応えがつかめています」と感触は良好だ。

参加標準記録は「遅かれ早かれ出ると思う」と焦りはないが、週末(5月19日)には昨年の日本選手権以来の国内レースとなるセイコーゴールデングランプリ(国立競技場)に出場予定で、「(参加標準記録を)突破したい」と見据えている。

22年オレゴン、23年ブダペストと世界選手権100mでファイナルに残ったものの、「22年は身体的に限界、23年はメンタル面で不完全燃焼。本当に悔しかった」と振り返り、「満足した結果で終えたり。メダルを取りたい」と気持ちを高めている。

広告の下にコンテンツが続きます

心強いアイテムとなるのが高機能素材を採用したウエアの「HSB DAWN コレクション」だ。通気性などはもちろん、サニブラウンがこだわりのUVカットも実現し、「デザインも何度もプーマさんと話し合いながら作っていただいた。動いた時に制限がないですし、毎日、集中して練習できています」と満足した様子だった。

男子100mで世界選手権2大会連続入賞を果たしているサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が都内で会見を開いた。 この日はサポートを受ける東レとプーマがサニブラウンの意見を取り入れながら共同開発したウエアを発表。会見の後には今季のこれまでの振り返りと、パリ五輪に向けて意気込みを語った。 今年は5年ぶりに室内60mから出場。「100mを見据えてレースを組み立てていけるように」というテーマで臨み、自己タイ(6秒54)をマークするなど好調ぶりを見せていた。 屋外シーズンでも2レース連続で10秒0台。昨年のブダペスト世界選手権入賞のため参加標準記録(10秒00)を突破すれば代表に即内定するが、そこにはわずか届かず。それでも、「うまくいっている部分も、まだまだな部分もありますが、今年は例年に比べても調子が上がっていますし、練習の手応えがつかめています」と感触は良好だ。 参加標準記録は「遅かれ早かれ出ると思う」と焦りはないが、週末(5月19日)には昨年の日本選手権以来の国内レースとなるセイコーゴールデングランプリ(国立競技場)に出場予定で、「(参加標準記録を)突破したい」と見据えている。 22年オレゴン、23年ブダペストと世界選手権100mでファイナルに残ったものの、「22年は身体的に限界、23年はメンタル面で不完全燃焼。本当に悔しかった」と振り返り、「満足した結果で終えたり。メダルを取りたい」と気持ちを高めている。 心強いアイテムとなるのが高機能素材を採用したウエアの「HSB DAWN コレクション」だ。通気性などはもちろん、サニブラウンがこだわりのUVカットも実現し、「デザインも何度もプーマさんと話し合いながら作っていただいた。動いた時に制限がないですし、毎日、集中して練習できています」と満足した様子だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.03

男子円盤投世界記録保持者・アレクナ 来季からオレゴン大に編入

7月2日、米国のオレゴン大は男子円盤投の世界記録保持者であるマイコラス・アレクナ(リトアニア)が、来季からチームに加入することを発表した。 アレクナは2002年生まれの22歳。シドニー、アテネ五輪で2度金メダルを獲得して […]

NEWS 青学大・小河原陽琉が5000m13分56秒66で全体トップ 3000mは鳥井健太が8分12秒74/絆記録会

2025.07.02

青学大・小河原陽琉が5000m13分56秒66で全体トップ 3000mは鳥井健太が8分12秒74/絆記録会

第15回絆記録挑戦会が7月2日、東京・町田GIONスタジアムで行われ、青学大勢が多数出場した。 男子5000mは1月の箱根駅伝10区区間賞で、5月の関東インカレ(2部)1500mで2位に入っていた小河原陽琉(2年)が13 […]

NEWS 日本選手権初日のスタートリスト発表!100m予選でサニブラウンと桐生祥秀が同組

2025.07.02

日本選手権初日のスタートリスト発表!100m予選でサニブラウンと桐生祥秀が同組

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた第109回日本選手権の1日目のスタートリストが発表された。 男子100m予選は全7組。9秒96で東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)をただ1人突破しているサニブラウン・アブデル・ハ […]

NEWS 駒大・佐藤圭汰が日本選手権5000mスタートリストから外れる 東京世界陸上出場厳しく

2025.07.02

駒大・佐藤圭汰が日本選手権5000mスタートリストから外れる 東京世界陸上出場厳しく

日本陸連は7月2日、今年9月の東京世界選手権代表選考を兼ねた日本選手権(東京・国立競技場)第1日(7月4日)のスタートリストを発表し、男子5000mにエントリーしていた佐藤圭汰(駒大)が外れた。佐藤は出場資格獲得条件の一 […]

NEWS 「TOKYO ナイトリレーフェス in 国立競技場」が10月17日開催!東京レガシーハーフマラソンの前々日イベント 7 月2日から参加者募集

2025.07.02

「TOKYO ナイトリレーフェス in 国立競技場」が10月17日開催!東京レガシーハーフマラソンの前々日イベント 7 月2日から参加者募集

一般財団法人東京マラソン財団は7月2日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の前々日イベントとして、10月17日に「TOKYO ナイトリレーフェス in 国立競技場」を開催することを発表した。 国立競技場内 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top