HOME 駅伝

2024.04.03

三井住友海上・片貝洋美が現役引退、黒川円佳は退部 元・京セラの兼友良夏が新加入
三井住友海上・片貝洋美が現役引退、黒川円佳は退部 元・京セラの兼友良夏が新加入

現役を引退した片貝洋美

三井住友海上女子陸上競技部は3月31日付で片貝洋美が引退、黒川円佳が退部したことを発表した。また、昨年末まで京セラに所属していた兼友良夏が加入したことも明らかとなった。

片貝は32歳。群馬・常磐高ではエースとしてトラックや駅伝に活躍し、城西大では関東インカレ5000m入賞などの実績を残している。卒業後はしまむらに入社して3年連続クイーンズ駅伝に出場。18年からは三井住友海上に移籍し、昨年のクイーンズ駅伝でも2区を担った。

黒川は鹿児島県出身の21歳。中学から陸上を始め、神村学園高では1年でインターハイ800mに出場したほか、全国高校駅伝でも3区を走り、チームも優勝を飾った。20年のインターハイ代替大会となった全国高校競技会では3000mで2位と個人でも活躍。実業団では21年のU20日本選手権で1500m、5000mでともに6位の成績を残している。

広告の下にコンテンツが続きます

一方、新加入の兼友は広島県出身の22歳。高校時代までは全国大会の経験はなかったものの、京セラ入社1年目の2000年に3000mで9分06秒08をマークするなど急成長を遂げた。昨年は4月の兵庫リレーカーニバル10000mで日本人トップの3位を占め、鹿児島国体では5000mで8位に入賞し、12月の日本選手権10000mにも初出場を果たしていた。

1991年創部の三井住友海上は、94年に全日本実業団対抗女子駅伝に初出場。04年には土佐礼子(現・アドバイザー)がアテネ五輪女子マラソンで5位入賞を果たし、渋井陽子(現・コーチ)が女子マラソンの日本記録を樹立した。全日本実業団対抗駅伝は大会最多7度の優勝を誇り、昨年まで29回出場している。

三井住友海上女子陸上競技部は3月31日付で片貝洋美が引退、黒川円佳が退部したことを発表した。また、昨年末まで京セラに所属していた兼友良夏が加入したことも明らかとなった。 片貝は32歳。群馬・常磐高ではエースとしてトラックや駅伝に活躍し、城西大では関東インカレ5000m入賞などの実績を残している。卒業後はしまむらに入社して3年連続クイーンズ駅伝に出場。18年からは三井住友海上に移籍し、昨年のクイーンズ駅伝でも2区を担った。 黒川は鹿児島県出身の21歳。中学から陸上を始め、神村学園高では1年でインターハイ800mに出場したほか、全国高校駅伝でも3区を走り、チームも優勝を飾った。20年のインターハイ代替大会となった全国高校競技会では3000mで2位と個人でも活躍。実業団では21年のU20日本選手権で1500m、5000mでともに6位の成績を残している。 一方、新加入の兼友は広島県出身の22歳。高校時代までは全国大会の経験はなかったものの、京セラ入社1年目の2000年に3000mで9分06秒08をマークするなど急成長を遂げた。昨年は4月の兵庫リレーカーニバル10000mで日本人トップの3位を占め、鹿児島国体では5000mで8位に入賞し、12月の日本選手権10000mにも初出場を果たしていた。 1991年創部の三井住友海上は、94年に全日本実業団対抗女子駅伝に初出場。04年には土佐礼子(現・アドバイザー)がアテネ五輪女子マラソンで5位入賞を果たし、渋井陽子(現・コーチ)が女子マラソンの日本記録を樹立した。全日本実業団対抗駅伝は大会最多7度の優勝を誇り、昨年まで29回出場している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.14

編集部コラム「今年も残り1か月半」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 地区高校駅伝 今週末は5ヵ所で開催 年末の都大路へ地区代表を懸けた激しい継走続々

2025.11.14

地区高校駅伝 今週末は5ヵ所で開催 年末の都大路へ地区代表を懸けた激しい継走続々

全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝(地区大会)が明日11月15日、あさって16日、全国5ヵ所で開催される。 全国大会(12月21日/京都)は11月上旬までに終了した都道府県大会47代表に加え、昨年からは11地区の地 […]

NEWS 東京デフリンピックが明日開幕!湯上剛輝ら代表の陸上は17日から駒沢を主会場に熱戦

2025.11.14

東京デフリンピックが明日開幕!湯上剛輝ら代表の陸上は17日から駒沢を主会場に熱戦

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月15日に開幕する。デフリンピックは第1回大会が1924年と歴史が長く、今年が100周年の節目。日本での開催は初めてとなる。陸上競技は17 […]

NEWS 丹後大学駅伝の区間オーダー発表! 2区に各校のエース集結 56年ぶりV狙う関大は秋山翔太朗 関学大は関西IC1万mVの山下慶馬を登録

2025.11.14

丹後大学駅伝の区間オーダー発表! 2区に各校のエース集結 56年ぶりV狙う関大は秋山翔太朗 関学大は関西IC1万mVの山下慶馬を登録

関西学連は11月14日、第87回関西学生駅伝(丹後駅伝/11月15日)の区間エントリーを発表した。 レースは今年も8区間74.7kmのコースで実施され、22校とオープン参加の青学大が出場する。 3連覇を目指す京産大は前回 […]

NEWS 八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表! 最終組に鈴木芽吹、田澤廉、篠原倖太朗が登場!

2025.11.14

八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表! 最終組に鈴木芽吹、田澤廉、篠原倖太朗が登場!

東日本実業団連盟は11月14日、「2025八王子ロングディスタンス」のスタートリストを発表した。同大会は男子10000mを中心とした競技会で、今年も有力選手がそろった。 最終組となるA組には、東京世界選手権代表の鈴木芽吹 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top