2024.03.15
日本陸連は3月15日、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のシリーズⅢ(2022年4月~2024年3月)の対象大会がすべて終了したことを受けて、シリーズチャンピオンに男子が小山直城(Honda)、女子は前田穂南(天満屋)に決定したと発表した。
小山は昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を2時間8分57秒で優勝。また、2月下旬の大阪にも出場して日本歴代10位(当時は歴代9位)となる2時間6分33秒で3位(日本人2位)に入り、JMCポイントでは最も高い2766ポイントを獲得した。
シリーズⅢの2位は5ポイント差の2761ポイントで細谷恭平(黒崎播磨)。3位は2705ポイントの其田健也(JR東日本)だった。
前田は1月下旬の大阪国際女子で19年ぶりの日本新記録となる2時間18分59秒で日本人トップの2位。また、昨年の名古屋ウィメンズでは2時間22分32秒で3位(日本人2位)に入り、JMCポイントでは2606ポイントでトップだった。
2位は2598ポイントで安藤友香(ワコール)、3位は2581ポイントで鈴木亜由子(日本郵政グループ)だった。
また、シリーズⅢの新人賞も発表し、今年の大阪で男子の初マラソン日本最高記録、学生新記録となる2時間6分18秒をマークして優勝した平林清澄(國學院大)が選出された。
ポイントは大会での順位や記録によって算出される。賞金総額は男女合わせて3000万円で、シリーズチャンピオンには賞金660万円。以下8位まで賞金が贈られ、2位330万円、3位165万円、4位120万円、5位90万円、6位60万円、7位45万円、8位30万円となっている。男女8位までに入った選手と平林は、3月25日のJMCアワードで表彰される。
JMCシリーズⅢの上位8選手をチェック!
<男子> 1位 小山直城(Honda) 2766pt 2位 細谷恭平(黒崎播磨) 2761pt 3位 其田健也(JR東日本) 2705pt 4位 西山雄介(トヨタ自動車)2629pt 5位 大迫傑(Nike) 2623pt 6位 山下一貴(三菱重工) 2620pt 7位 赤﨑暁(九電工) 2617pt 8位 横田俊吾(JR東日本) 2615pt <女子> 1位 前田穂南(天満屋) 2606pt 2位 安藤友香(ワコール) 2598pt 3位 鈴木亜由子(日本郵政グループ) 2581pt 4位 新谷仁美(積水化学) 2569pt 5位 松田瑞生(ダイハツ) 2567pt 6位 加世田梨花(ダイハツ) 2520pt 7位 細田あい(エディオン) 2520pt 8位 佐藤早也伽(積水化学) 2471pt
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.23
東京マラソン2026大会要項発表 定員増、車いすの賞金アップ、ビジュアルも公開
2025.06.23
U20東アジア選手権の開催日や実施種目が主催者により変更 代表選考要項も更新
-
2025.06.23
-
2025.06.23
-
2025.06.23
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
2025.06.23
東京マラソン2026大会要項発表 定員増、車いすの賞金アップ、ビジュアルも公開
-
2025.06.17
-
2025.06.22
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.23
サニブラウン主催「DAWN GAMES」西日本予選が開催!高校女子には福田花奏が今年も参戦
男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が主催する「DAWN GAMES Powered by TORAY」の西日本エリア予選が6月21日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、小学生から高校生までが参加した […]
2025.06.23
東京マラソン2026大会要項発表 定員増、車いすの賞金アップ、ビジュアルも公開
一般財団法人東京マラソン財団は6月23日、アボット・ワールドマラソンメジャーズ シリーズの「東京マラソン2026」の大会概要やメインビジュアルなどを発表した。 マラソンの定員は1,000人増で、38,000人から39,0 […]
2025.06.23
U20東アジア選手権の開催日や実施種目が主催者により変更 代表選考要項も更新
日本陸連は6月23日、今年9月に行われるU20東アジア選手権の日本代表選考要項について修正したと発表した。大会主催者により、開催日や開催種目など一部変更が生じたため。 開催地は香港。開催期間が9月26日から28日だったも […]
2025.06.23
“陸上界のOB会”日本陸上倶楽部総会 瀬古利彦会長と君原健二氏が講演 五輪の重圧を語り、東京世界陸上へ期待
日本陸上倶楽部の第53回総会が6月23日、都内で行われた。 同部は1973年に発足。大正年代から昭和初期にかけて国際大会で活躍した元選手たちが、競い合った者同士の親睦の場、学校、種目、地域を超越した組織として「明治大正陸 […]
2025.06.23
十種競技はフェランティが8221点の大幅自己新V 女子はカールソンが制す/WA混成ツアー
6月21日、22日の両日、世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのアロナ混成競技会がスペイン・アロナで開催され、男子十種競技はA.フェランティ(フランス)が8221点、女子七種競技はL.カールソン(スウェーデン)が6061 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会