HOME 国内

2024.03.03

日本人トップの西山雄介は2時間6分32秒 設定記録を突破できず、MGC3位の大迫傑がパリ五輪代表へ/東京マラソン
日本人トップの西山雄介は2時間6分32秒 設定記録を突破できず、MGC3位の大迫傑がパリ五輪代表へ/東京マラソン

西山雄介(トヨタ自動車)

◇東京マラソン2024(3月3日/東京・東京都庁~東京駅前)

アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つ、東京マラソン2024が3月3日に行われ、西山雄介(トヨタ自動者)が男子日本人トップの2時間6分32秒で9位。パリ五輪マラソンファイナルチャレンジ設定記録(2時間5分50秒)を突破することができず、昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)3位の大迫傑(Nike)がパリ五輪代表に内定した。

日本人最上位集団は設定記録ペース前後でレースを展開。西山は29km手前で最上位に躍り出た。30kmで浦野雄平(富士通)にかわされたものの、33km過ぎで再び日本人トップへ。その後は日本人選手との差を開いていった。

広告の下にコンテンツが続きます

35kmを1時間44分18秒で通過したあたりから勢いがおとろえ、設定記録突破はならず。フィニッシュ後は涙を見せていた。

大迫は6位入賞した21年東京に続く2大会連続の五輪マラソン代表となる。

◇東京マラソン2024(3月3日/東京・東京都庁~東京駅前) アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つ、東京マラソン2024が3月3日に行われ、西山雄介(トヨタ自動者)が男子日本人トップの2時間6分32秒で9位。パリ五輪マラソンファイナルチャレンジ設定記録(2時間5分50秒)を突破することができず、昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)3位の大迫傑(Nike)がパリ五輪代表に内定した。 日本人最上位集団は設定記録ペース前後でレースを展開。西山は29km手前で最上位に躍り出た。30kmで浦野雄平(富士通)にかわされたものの、33km過ぎで再び日本人トップへ。その後は日本人選手との差を開いていった。 35kmを1時間44分18秒で通過したあたりから勢いがおとろえ、設定記録突破はならず。フィニッシュ後は涙を見せていた。 大迫は6位入賞した21年東京に続く2大会連続の五輪マラソン代表となる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]

NEWS 男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

2025.12.04

男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]

NEWS 明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

2025.12.03

明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]

NEWS 世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top